資産運用を始めたいと考えている
女性40歳既婚/子供なし
相談内容:投資商品の選び方
老後を考え資産運用を始めたいが、初心者におすすめな運用商材を教えてほしい。
回答一覧
- 野原 亮
2023-01-30
mmmさん、これから資産運用を始めたいとのこと素敵です。たしかに、最初は何から手をつけたら良いかわからないかと思います。 最近は制度や技術の発展により、初心者でも投資しやすくなってきました。 「初心者のかたにおすすめな運用商材」というのを「金融商品」とすれば、私がよくオススメしているのが、「ポイント投資」と「投資信託」です。 ①ポイント投資 2017年夏頃から、買い物をするとついてくるポイントで、実際の投資ができるサービスが徐々にでてきました。 ポイント投資は、実際のリアルなお金、ポケットマネーを投資にまわさずとも、ポイントを使って実際に投資ができます。 また、金融商品は買いませんが、実際に存在する金融商品の値動きに連動するようなサービスを通じて、仮想の投資ができる「ポイント運用」などもあります。 ②投資信託 金融商品のなかで、初心者のかたや積立投資をしているかたがおもに購入し続けているのが、この「投資信託」です。金融機関によっては、100円から購入することができるところもあります。 こちらのWEBサイトなどを参考にされてみてください。 日本証券業協会「投資の時間」LESSON4「金融商品の特徴」 https://www.jsda.or.jp/jikan/lesson4/#fund そしてこの①ポイント投資×②投資信託の組合せにより、元手0円で投資することができる金融機関があります。 まずは超少額がらお試しで始めてみて、実際に金融商品の値動きや、世界や国内情勢などのニュースを見ながら、専門家といろんなことを話されるのも面白いと思います。 よくわからない状態で仮に失敗したとしても、金銭的・心理的ダメージをほとんど受けないようにしておくことや、気軽に相談できる専門家とつながっておくことも重要です。 また、資産運用に関する初心者向けの書籍などもご参考にされると良いと思います。 ぜひ、チャレンジしてみてください!
- 青野 泰弘
2022-12-13
老後に備えた運用商品ですが、一番に考えるべき商品は確定拠出年金です。 夫の会社もしくはご自身がお勤めであればご自身の会社に制度が導入されていれば利用しましょう。 確定拠出年金は掛け金が所得控除できる上、運用益は非課税で、将来給付を受ける際にも税制優遇が受けられます。 確定拠出年金は60歳までは引き出すことができないのがデメリットの1つですが、逆に最初から老後資金と決めて貯めることができます。 もし会社に確定拠出年金の制度がなければ、同様な制度である個人版確定拠出年金(iDeCo)を利用することができます。 iDeCoに似た制度として、つみたてNISAがあります。 つみたてNISAは、老後資金の準備などが、長期、積立、分散投資を非課税で行える制度です。 年間40万円の非課税枠が20年間運用できるというもので、長期、積立、分散投資に適していると金融庁が認めた投資信託およびETFのみが投資対象です。 確定拠出年金と違い、必要な時にいつでも解約できるのがメリットです。 確定拠出年金もつみたてNISAも、自分自身で投資する銘柄を選ばなければなりません。 銘柄選定は投資を行う上で重要なポイントです。 簡単な選び方としては、株式でも債券でも全世界の指数というものがあるので、それに投資することです。金融庁がつみたてNISAの解説で例として出しているのは、MSCI全世界株式インデックスです。 この指数に連動する投資信託は、確定拠出年金でも、つみたてNISAでも見つけることができます。 もし元本割れのリスクを負いたくなければ、個人向け国債がおすすめです。 3年、5年の固定利率のものと10年の変動利率のものがあります。 最低利率は年0.05%(税引前)となっており、随時元本100%(中途換金調整額を払う必要あり)で換金もできるので、安全性と換金性を選ぶのであれば、個人向け国債がおすすめです。
- 退会済みの専門家
2022-12-12
老後に備えて資産運用を始めるという人は多いですし、今日本には「NISA」や「iDeCo」という節税しながら資産運用ができる制度があります。この制度を使わない理由はないと思うので、始めるのに良いタイミングです。 投資を始める初心者にとって商品選びは1つの大きな壁として存在します。それは商品の数が約6,000本もあるからです。投資信託協会がまとめた投資信託の主要統計等ファクトブック(2022年10月末)(※)によると、運用中の商品数は5,888本となっています。この中から自分に合った商品を選択するのは大変です。 商品選びのポイントは2つです。 1つ目は手数料、2つ目は商品の構成です。 1つ目の手数料については、購入時・保管時・売却時と購入時から売却時までずっと発生し続けます。しかし、全ての時期にずっと手数料がかかる商品はほとんどありません。そのため、どの時点でいくら手数料(基本は%で表されています)がかかるのかを比較する必要があります。もちろん、最安値を選択することをお勧めします。 2つ目の商品の構成とは、その商品が何に対して投資をしているのか、ということです。大きくは4つに区分でき、国内株式なのか国内債券なのか、または国外株式なのか国外債券なのか、そしてこれらがどのぐらいの割合で構成されているのかということを知る必要があります。その構成により運用効果(その商品の価格の増減)が決まります。投資に慣れていない人は、4つの区分がバランスよく構成されている商品が良いと思います。 あなたが開設された証券会社に5,888本の商品があるわけではありませんが、比べることが必要になるので、注意をしたうえで、まずは少額から毎月コツコツ積み立てることから始めてみてはいかがでしょうか。 (※)(一社)投資信託協会「投資信託の主要統計等ファクトブック(2022年10月末)」file:///C:/Users/chika/Dropbox/PC/Downloads/202210.pdf (2022年11月26日)
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