新NISA、どう変わるの?個別の売買はできる?
男性53歳自営業・自由業既婚/子供なし
年収:700万円
相談内容:NISAの運用相談
(質問)現在、NISAを初めて、半年くらいなのですが、正直、新NISAの事がよく分かっていません。現在は、積み立てを選択した場合、個別の売買は出来ないと思うのですが、新NISAに移行してもその部分は変わらないのでしょうか。
回答一覧
- 張替 愛
2024-01-18
鬼おにぎりさん、ご質問ありがとうございます! 2024年から始まった新NISAの制度について、ご不明点があるとのことですね。 鬼おにぎりさんは、2023年までは「つみたてNISA」で積立投資をされていたのかと推察致します。その場合、一括投資はできなかったはずです。 ところが、2024年からの新NISAでは、誰もが「つみたて投資枠」という積立投資ができる枠と、「成長投資枠」という一括投資もできる枠が、自然と用意されています。 そのため、鬼おにぎりさんも、現状、成長投資枠にて個別の株式の投資や、一括投資ができる状態となっています。 よろしければ、試しに投資信託などを購入する操作画面を一度開いてみてください。購入手続きを進めていくと、「NISA(つみたて投資枠)」「NISA(成長投資枠)」といった選択肢が出てくるはずです。 このように、商品を購入する際に、どの口座で買いたいのかを選ぶことができます。 新NISAの成長投資枠は自由度が高い制度となっていますので、つみたて投資枠の投資に加えて毎月積立投資をしたいときにも使えますし、まとまった収入が入ったときに一括投資をする際にも使うことができます。 もちろん、無理に使わなくても大丈夫です。 新しい制度が始まると、理解するまでは少々大変だと思います。 ですが、2024年からの新NISAは、非課税で投資できる金額が大幅に増えたり、非課税で投資できる期間が無期限になったりと、大変便利になりました。 実際に試しに使ってみると理解も深まりやすいと思いますので、ぜひ購入する画面を見てみたりしてみてくださいね。 少しでもご参考になれば幸いです。
- 伊藤 亮太
2024-01-12
ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太と申します。回答させていただきます。 旧NISAでは、つみたてNISAを利用するか、一般NISAを利用するかどちらかを選択する必要がありました。 しかしながら、新NISAに関しては、積み立ても、株式の個別売買も両方行えるようになしました。積み立て部分は年間120万円、個別株式売買(成長投資枠)は年間240万円、合計年間360万円まで投資が可能です。ただし、成長投資枠は合計で1200万円までしか利用できません。トータルで1800万円まで投資ができますので、積み立てですべて利用していくのか、両方利用していくのか検討する必要があります。 なお、旧NISAに関しては積み立て部分は20年間、一般NISA部分は5年間は非課税期間がありますので、どこで売却するべきかも、よく考えていく必要があります。 旧NISAと新NISAは別物ですので、わけて考えてくださいね。
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