住宅ローンの支払いが苦しく、支払えなくなった場合の対処法
男性55歳会社員未婚/子供なし
年収:550万円
貯金・資産:300万円
相談内容:返済
【背景】 ローンが5年ほど約400万円ほど残っていますが、病気のため支払いが厳しい状態です。 【相談】 万が一、支払いが不可能になった場合には、どのような対処法があるでしょうか?
回答一覧
- 新井 智美
2024-03-06
ご相談ありがとうございます。ファイナンシャルプランナーの新井智美です。 ご質問について回答させていただきます。 ご病気になられてからのローンの支払いは非常に不安ですよね。 これまでどおりの返済が難しい場合は、直ぐに借り入れている金融期間に相談してみましょう。 金融機関によっては ・返済期間を延長する ・一定期間の返済を利息のみにする ・ボーナス払いを利用している場合は、ボーナス払い分を見直す ・金利タイプを変更する などの対応を取ってくれる可能性があります。 相談しないまま支払いを行わずに滞納し、延滞となってしまうと信用情報機関に事故情報として登録されるばかりでなく、金融機関もしくは保証会社からの督促や差し押さえによって、最悪の場合家を手放さなくてはならなくなってしまいます。 そうなる前に早めに借り入れている金融機関に対して、現状を伝え今後の支払いについて相談してみましょう。合わせて、体調の回復に努めることも忘れないようにしてくださいね。
- 大竹 麻佐子
2024-01-28
もっさん様、ご質問ありがとうございます。 まずは、住宅ローンの返済計画の見直しについて、現在借り入れている金融機関に相談することから始めましょう。返済額の減額や期間限定での休止等が可能な場合もあります。返済が滞らないうち、早めに電話だけでも状況を伝えておくことが大切です。 返済が遅れたり、支払えなくなってからでは、保証会社に債務が移転してしまう可能性があるためです。 返済額の減額は、期間延長のイメージです。年齢的にも、比較的ハードルは低いと思われます。その分、利息負担が若干増えますが、体調が回復した際に、あらためて資金計画をたてましょう。金融機関によっては、利息のみ支払い、元本返済を待ってくれるケースや1年間など期間等一定の要件のもと返済を休止できるケースもあります。これまでの返済状況(返済遅延がないか、繰り上げ返済により当初設定よりも残高が少ないかなど)にもよるため、また金融機関にもよるため一概には言えませんが、相談してみることに大きな意味があるでしょう。 連絡もせず滞納が続いた場合、当然ながら督促がきます。書面からはじまり、電話や訪問など精神的にもきつくなるでしょう。差押え、競売により自宅を失うことは避けたいです。任意売却でローンを完済する方法もありますが、その後の住まいに不安が残ります。 繰り返しになりますが、今は、住宅ローン負担を減らしたうえで、体調回復に注力したいですね。そのためにも、早めの金融機関への返済計画の見直し相談をおすすめします。とくに、病気のために支払いが難しいということですので、親身になってアドバイスや情報が得られることと思います。くれぐれも、ご自身のお身体に負担のないよう無理されませんように。
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