老後資金としていくら必要か、具体的に知りたい。
男性39歳未婚/子供なし
年収:300万円
貯金・資産:220万円
相談内容:老後資金の見直し・シミュレーション
30代後半の独身男です。年収は300万円いかないくらいです。 貯金はありますがそれほどあるわけでもありません。 同棲中の彼女との結婚も考えてはいますが、収入が厳しいので先延ばしにしています。 子供は特段欲しいとも思っていません。 このまま独身を貫いた場合、老後までにいくら必要でしょうか。
回答一覧
- 生川 奈美子
2022-12-12
国勢調査で男性の生涯未婚率が2010年は12.6%でしたが、2020年では25.7%と4人に1人の割合となっており、生涯独身を貫く人が増えてきています。当たり前ですが独身の方は老後一人分の年金で生活することになります。独身の方の老後の必要資金を総務省の家計調査をもとに見てみると、高齢単身無職世帯の可処分所得が月112,649円、消費支出が月139,739円となっています。毎月27,090円に不足するということです。老後を30年間生きるとして、27,090円×12ヶ月×30年=9,752,400円。約1000万円の生活費が不足する計算となります。それに加え、介護費や死後整理費用などを考えると、1500万円~2000万円が老後資金として必要 な金額となります。あくまで平均ですので、それぞれのお給料によって年金額が変わること、持ち家か賃貸かで支出が変わることなども考慮して、ご自身の必要額を考えてみてください。