住宅ローンの審査に通過するのかどうか？

張替 愛

2024-02-06

ひみこさん、ご質問をありがとうございます！ 過去に審査に落ちた経験があり、住宅ローンに通るか心配とのことですね。 住宅ローンの審査に通るためには、過去に審査に落ちた原因を予想して、改善しておく必要があります。 過去には、クレジットカードを何枚も同時に作っていた時期があるとのことですね。このように短期間に複数のカード審査を出すと、「この人はお金に困っているのだろう」と判断され、審査に落ちてしまうことがあります。これは「申込ブラック」といわれ、半年～1年経つと申し込み情報の履歴は自然と消えるため、解消する可能性があります。 ただ、審査に落ちた原因はほかにある可能性もあります。具体的には、「収入に対して借入額（すでに借りているものも含む）が高すぎた」「転職直後で勤続年数が短かった」「信用情報にキズがあった（過去に携帯電話を未払いしたことがあったなど）」といったケースです。この場合、状況が改善されない限り、審査に通るのは難しいことが予想されます。 例えば、現在カードローンなどの借入があれば、できる限り返済しておきましょう。また、借り入れ申し込みの際は、返済期間を無理に短くするのは避け、返済期間を長くして毎月の返済額を収入に対して無理のない金額におさえておきましょう。 ほかには、もし過去に延滞したことがあると、解消されるまでは最長5年かかります。これは辛抱強く待つしかありません。信用情報に傷がついているかどうか知りたい場合は、信用情報機関に情報開示請求を行うことで確認ができます。 もし思い当たることがあって心配なら、確認してみるのも手でしょう。 少しでもご参考になれば幸いです。

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千日 太郎

2023-10-22

ひみこさん、ご質問をありがとうございます。公認会計士の千日太郎です。 必要以上に作ったクレジットカードの枚数やマイカーローンの審査で否決されたことは、住宅ローンの審査にはマイナスに影響するでしょう。一般的には住宅ローンよりもマイカーローンの方が審査は甘いので、半年とはいえマイカーローンに断られた状態であると、住宅ローンの審査には通らない可能性が高いと言えます。 ①信用スコアに与える影響 これまでのクレジットカードの利用履歴やマイカーローンの審査結果が、信用スコアに影響を与えます。信用スコアが低いと、住宅ローンの審査は難しくなります。 ②借入れ履歴 過去の借入れや返済の履歴が、信用評価に影響を与えます。過去に断られた借入れがある場合、新たな借入れに対する信用評価が低くなります。マイカーローンがこれにあたります。 ③返済能力と月々の支払い額 住宅ローンの返済額が、ひみこさんの収入や既存の借金に対して適切であるかどうかが評価されます。カードのリボ払いなどで多くの残高が残っている場合、新たな借金を返済する能力は低いと判断されます。 通常、信用スコアや借入れ履歴の改善には時間がかかります。半年以上の期間が経過しているとはいえ、過去の履歴は一部の金融機関で最大５年にわたって評価の対象となります。 住宅ローンの審査に通過するためには、信用スコアを向上させ、借入れ履歴を改善するとともに、可能であれば現在の借金を返済し、総借入額と収入の比率を改善することが重要です。 信用履歴の改善には、クレジットカードの利用履歴を良くする、既存の借金を返済するなどの方法があります。時間が経てば、信用スコアは改善されることがありますが、具体的な期間は個人の状況によって異なりますので、信用履歴の改善を進めながら、金融機関と相談してみることをお勧めします。

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