自営業で年収600万円。定額減税でどれくらい減税されるのか?
男性36歳自営業・自由業未婚/子供なし
年収:600万円
貯金・資産:500万円
相談内容:住民税
私は独身で年収は600万円ですが、今年の4月から毎月1万程給料が上がります。定額減税が2024年6月から実施されるようですがそれにあたりどれだけ減税されて収入が増えるのか知りたいです。又、定額減税がいつまで続くのか気になります。
回答一覧
定額減税では、納税者本人と、同一生計配偶者または扶養親族1人につき、令和6年分の所得税が3万円、住民税が1万円、合計4万円が減税されます。 ご質問者の場合、独身なので、減税額は1人分で4万円です。つまり、年間の収入が4万円増えることとなります。 そして、ご質問者の場合、4月から毎月1万程収入が上がるそうですが、減税される金額は、納税者1人に付き4万円で、収入が上がっても減税額は変わりません。 (なお、高所得者の場合は、定額減税の対象外です。) 定額減税は、会社員の方と自営業の方で、減税の方法が異なります。会社員の方の場合、税金は、毎月会社から支払われる給与から源泉徴収されています。定額減税により、源泉徴収される税金の金額が減るため、毎月の手取りの金額が増えます。 ご質問者は自営業なので、所得税の減税3万円は、予定納税や来年確定申告をするときに適用が受けられます。住民税の減税1万円は、減税が適用された納付書が届くので、そのまま納税しましょう。 今回の定額減税は、令和6年のみの限定的な政策です。今後の税制改正によって変わる可能性はありますが、今のところ、今年度1回のみの減税だと考えられます。
ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。回答させていただきます。 2024年6月にはじまる定額減税では、所得税で3万円、住民税で1万円の減税となります。6月の給料明細を確認すると、おそらく支払うべき所得税から最大で3万円が差し引かれていると思います。なお、6月の所得税から3万円引ききれない場合には、7月の所得税から残りの金額を差し引きます。7月でも全額差し引けなければ8月、9月と差し引かれていくことになります。 一方で、住民税については、6月はかかりません。7月以降、11ヵ月で1年分の住民税を納めることになります。その際に、毎月おおよそ900円ちょっとの金額が住民税から定額減税として差し引かれることになります。 年収600万円の方であれば、トータルで4万円の減税が受けられると思ってください。4万円減税が受けられますが、年12万円の給料が増加するとおそらくですが3.6万円ほど所得税と住民税が増加するのではないかと思われます。そのため、今年に 関しては昨年と同程度の税金になるかもしれません。年間でいえば4,000円程度収入が増えるような感じでしょうか。来年は定額減税がありませんので、ご注意ください。
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