自分と娘の教育費について
女性40歳既婚/子供あり
年収:300万円
貯金・資産:50万円
相談内容:教育資金・学費の見直し
奨学金返済を終えていない私自身が社会人でも入学できるような大学院へ行けるように教育費を貯めたいことに加えて、まだ1歳の娘の教育費等も貯蓄していきたいです。 夫の給料とあわせて、年収は500万円くらいです。 毎月の生活も苦しいため、貯金は殆どありません。
回答一覧
こんにちは。教育費についてお悩みとのことですね。 教育費は、高校までは普段の家計から都度捻出できるようにやりくりするのがおすすめです。国公立であれば、平均では月3~5万円、私立であれば月10万円前後(高校は高等学校等就学支援金制度により負担が軽減できる家庭が多いです)を見込んでおきましょう。 教育資金として貯めておきたいのは、大学などの高等教育資金です。国公立なら300万円。私立の理系なども想定するなら500~700万円を目安に、高校3年生が始める前までに貯めておけると理想的です。 仮に300万円を17年間で貯めるとしたら、毎月約1.5万円貯めれば良いということになります。児童手当などを原資に、生活費口座とは別の口座で貯めていくのがおすすめです。 老後資金は、「年金だけでは不足する生活費分×100歳までの金額」を貯蓄や退職金で準備できるとひとまず安心です。将来の年金見込み額(ねんきん定期便やネット上のシミュレーションツールを使うと概算が出せます)と、自分達が必要と思う老後の生活費を確認して、試算してみてください。 ただし、老後資金はまだまだ先のため、不確定要素が多いです。国の制度や物価が変わる可能性がありますし、60歳以降の働き方や、マイホームの有無、退職金の金額などでも大きく変わります。現時点で、完璧に貯める計画を立てるのは難しいものです。 そのため、お子さんがいる時期は手取りの1~2割、お子さんが独立した後は手取りの3割~5割を目標に、貯蓄できるよう目指して家計をやりくりしてみるのがおすすめです。貯蓄から、教育費、マイホーム資金等をねん出し、残りを老後資金用としましょう。 もしそれだと老後資金が足りなそうだと思われたら、お子様が成長するのに合わせて年収をアップさせていくよう目指されるのがおすすめです。また、「資産運用をする」「年金を繰り下げる」「支出を削る」といった方法も有効なことがあります。 もしご自分で試算したり、対策を考えたりするのが難しいという場合には、有料の家計相談を頼るのもおすすめです。何よりも、今できることをひとつひとつ実践することが将来のためには役に立ちます。決して楽な道とは限りませんが、将来のためにも頑張ってください!
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