独身者の老後について
女性41歳未婚/子供なし
年収:400万円
貯金・資産:40万円
相談内容:老後資金の資産運用
今後ずっと独身だった場合、資産運用はどのようにしたらよいのか周りに参考となるケースがないので教えて欲しい。自分のお墓についても誰に相談して決めたら揉めにくいのか知りたいです。
回答一覧
- 青野 泰弘
2022-12-12
老後資金の運用でおすすめなのが、確定拠出年金です。お勤めの会社で導入されていれば、入るようにしましょう。掛け金が所得から差し引かれる上に、運用益は非課税で、払い出しの際にも税の優遇が受けられます。また会社で挿入されていなくても、個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できます。ただし60歳までは換金できないことに注意しておきましょう。 またNISAやつみたてNISAも値上がり益が非課税となる制度です。確定拠出年金のように払い出しの制限はありません。特につみたてNISAは非課税枠が20年間継続しますので、老後に向けた長期運用に適しているといえます。また投資する銘柄も長期、つみたてに適した銘柄が揃っていますので、是非検討してはいかがでしょうか。 今後も独身であることを想定しておくと、保険に関しては大きな死亡保障は必要ありません。その代わりに医療や介護に対する保証を充実させましょう。もし現在入っている保険があれば、見直しをして保険料を抑えて、お金を他に回しましょう。 お墓については、「誰に相談したら揉めにくいか」という表現がありましたが、家族、親戚の間で、何か気になる点があるのでしょうか? 独身者であれば一般的には両親と同じ墓に入るのではと思います。親戚関係が分からないので、具体的にアドバイスがしにくいですが、死後のことであれば、遺言書を作成して、死後事務委任契約を結ばれるのが良いでしょう。亡くなった後の葬儀の手配や各種手続き代行、遺品の整理などを行ってもらえます。 死後事務委任契約において資格は必要ありませんが、行政書士や司法書士なのどの専門家もしくはNPO法人や一般社団法人に頼むのが良いでしょう。
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