ETFの現物運用と新NISA運用の差を知りたい
男性42歳会社員既婚/子供あり
年収:650万円
貯金・資産:300万円
相談内容:NISAの運用相談
現在株を現物運用しており、日経平均関連のETFを中心に50万円ほど資産があります。年間の平均の資産増加幅は1~2%程度で、NISA及び新NISAは利用していない状態です。 現状の株取引を新NISAに移行した場合はどれほどの節税効果が見込めるのか、1年、5年、10年程度継続した場合はどれくらい差が出るのか比較したいと思っています。相場は水物と言えど目安があった方が良いので、プロ目線でアドバイスをしていただければ幸いです。
回答一覧
こんにちは。ご質問いただきありがとうございます。ファイナンシャルプランナーの末次ゆうじです。2024年度からNISA制度が拡充して、現在、特定口座や旧NISA口座で保有している資産を現行のNISAに乗り換えたほうがいいか? というご質問は多く受けます。 ご質問者さまも、同様のご質問かと思います。 まずNISAは、節税にはなりません。NISA口座で運用すれば、特定口座など通常は売却益や配当を受け取った際に20.315%の税金が課税がされますが、課税がされない口座がNISA口座になります。非課税制度ということになります。 よって、今保有のETFの資産が今後5年、10年と保有し続けることでいくらの利益が出るか? 売却する際に出た利益(儲かった分)の20.315%の税金が引かれ残りが手取りになります。長期保有すれば増える可能性が高いと思いますが、確定しているわけではないのでいくらの課税になるかはここは不明です。 一方で、NISA制度は一生涯非課税ということなので非常にメリットがある制度とは言えます。運用する資金の目的によっても変わります。老後資金や教育資金など必要となる期間が違うのでここはライフプランを確認して目標金額や資金の用途を確認なさってみてください。
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