教育資金・学費の準備期間やペースについて
女性28歳自営業・自由業既婚/子供なし
相談内容:教育資金・学費の見直し
結婚して2年目で、そろそろ第一子の計画をしようかと主人と話しています。去年まで私は公務員として勤務していましたが、体調を崩してしまった関係で今年から専業主婦になりました。子どもが産まれてから、本人が希望すれば小さい頃から習い事をさせてやりたい、将来的に大学に行かせてやりたい、子どもは2人は欲しい等の希望はありますが、それを叶えるための教育資金や学費をいつから・どのくらいのペースで貯めていくのか分からず悩んでいます。積立NISAもしようと考えていましたが、私が急遽退職することになったのでその計画も立っておらず、専門の方に相談したいと思っています。
回答一覧
- 新田 真由美
2023-08-18
りのさん、ご相談いただきありがとうございます。 お子さまの教育費についてのご相談ですね。 まず、お子様の教育費にどのくらいの費用がかかるか、知っておきましょう。 お子さまの教育費は、教育プランによって大きく異なります。 文部科学省の調査によりますと、 幼稚園では、幼稚園代と習い事などの費用を合わせると、 公立 ひと月当たり約14,000円 私立 ひと月当たり約26,000円 小学校では、ひと月当たり 公立 約30,000円 私立 約139,000円 中学校では、ひと月当たり 公立 約45,000円 私立 約120,000円 高校では、ひと月当たり 公立 約43,000円 私立 約88,000円 大学 国公立は4年間で約244万円 私立文系は4年間で約400万円ほどかかります。 上記のデーターは、平均ですので、ご家庭の教育方針によっても変わってきます。 お子さまが生まれてから小学生までの間は、比較的お金を貯めやすい期間です。 ですから、この期間に将来に備えて貯蓄をしておくことが大切です。 また、お子様が産まれたら、児童手当を受け取ることができます。(所得制限があります) 児童手当の月額は、 3歳まで15,000円 3歳以上中学校卒業まで10,000円です。 この児童手当は、できれば使わずに貯蓄するようにしていきましょう。 児童手当を使わずにすべて貯蓄に回すと約198万円貯蓄できます。 児童手当の他に、ひと月10,000円を貯蓄すると18歳までに216万円貯蓄できます。 両方合わせると、私立大学の学費の400万円を貯蓄することができます。 お子さまが産まれてからは、毎月コツコツと貯蓄をするようにしていきましょう。 積立NISAは、運用で増えた利益に対して税金がかからない制度で、投資信託で運用します。 投資信託は、10年以上の中長期の運用に向いていますが、元本の保証がないので、貯蓄とのバランスを考えて利用するようにしましょう。 また、預貯金だけでは不足する場合は、国や企業から奨学金を借りることもできます。 さらに、返還しなくてもいい給付型の奨学金もあります。 奨学金制度も上手に利用しましょう。 お子さまが産まれたら、ライフプランを立てて、計画的に貯蓄をしていくようにしていきましょうね。 拙いアドバイスですが、参考になりましたら嬉しいです。 参照 文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」 https://www.mext.go.jp/content/20221220-mxt_chousa01-000026656_1a.pdf 国立大学等の授業料その他の費用に関する省令 https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=416M60000080016 文部科学省「私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果」 https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/1412031_00004.htm
りの2023-10-17
ご回答ありがとうございます。参考になるサイトも教えて頂きありがとうございました!
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