投資先の見極め方の基準や目安
男性51歳未婚/子供なし
年収:300万円
貯金・資産:80万円
相談内容:投資信託の運 用相談
投資するにあたり、投資先の見極め方がわからないので、見極め方の基準とか目安がありましたら教えていただきたいです。
回答一覧
- 稲村 優貴子
2022-12-12
投資とは、利益を見込んで「資産」にお金を「投じる」ことです。この「資産」は自分が労働しなくても利益を生みだすものを意味します。 例えば、株や投資信託、不動産などが「資産」にあたりお金を投じる対象になります。投資は、決まった時期に必ず利益を得られるというものではなくリスクが伴いますので、その人に合った投資先を選ぶ必要があります。 1000万円の貯金がある人は100万円ある人よりも、資金的に余裕があるためリスクの高い投資先も選択肢に入れやすくなります。 また、30歳の人は60歳の人よりも長期で運用することができるので一時的な下落があっても待って様子をみる時間を持つゆとりがあります。 投資経験が長い人と初心者では、金融知識に差があるためリスクを許容できる度合いも異なってくることでしょう。 さまざまな投資信託がありますが、初めて投資するのであればまずはインデックスの手数料が少なめなものからスタートし てみるのも方法のひとつです。 つみたてNISAの対象になっている商品は長期投資にむいています。そのなかでさらに選ぶにはモーニングスターという格付け会社の評価も確認してみると星5つまでの格付けが掲載されていて参考になります。 金融知識を身につけながら株やコモディティなどリスクの高めのものに少しずつトライしてみてはいかがでしょうか。
- 大地 恒一郎
2022-12-12
現在、日本国内の投資信託は約6,000本あります。 その中から、どの投資信託を選べばよいかを考えることは、とても難しいことです。 投資信託を選ぶ順序としては、一般的にはまず、投資対象(国内株式か海外株式か。国内債券か海外債券か、それともそれらの複合型かなど)を何にするかを決めることとされています。 しかし、その投資対象、投資先の見極め方が分からないというご質問ですので、そういう場合は1つの投資対象に限定するのではなく、多くの資産に分散して投資できる商品を選ぶという方法がいいのではないかと思います。 投資信託の中には、4資産、6資産、8資産などに分散して投資するインデックスファンドがあります。 特に、金融庁が一定 の要件をクリアした投資信託を指定して投資対象としている、つみたてNISAには、そういうファンドが含まれています。つみたてNISAは、運用益や分配金などが全て非課税となるので、ご検討いただければ、と思います。 資産運用の王道は、「長期・積立・分散」投資と言われています。つみたてNISAはそれを実践できる非課税制度です。4資産型、6資産型、8資産型のファンドはそれぞれ特徴がありますので、過去の実績なども確認しながら、ご自身に合ったコストの安い商品をお選びになれば良いのではないかと思います。