住宅ローンの繰り上げ返済について
男性40歳自営業・自由業既婚/子供あり
年収:800万円
貯金・資産:500万円
相談内容:返済
15年前に、新築マンションをフラット35でローンを組みました。後20年間、月々払わ ないといけません。この先まとまったお金が出来たら繰上げ返済を考えていますが、どんなメリット、デメリットがありますでしょうか。
回答一覧
- 張替 愛
2023-12-22
おみこしさん、ご質問ありがとうございます。 繰上げ返済のメリットとデメリットが気になっていらっしゃるとのことですね。 繰り上げ返済のメリットは、なんといっても「将来支払うはずだった利息が節約できる」という点です。 例えば、住宅ローンの金利が年利1%だったとします。約5年後(残り返済期間15年)に100万円の繰り上げ返済(期間短縮タイプ)を行うと、約15万円もの利息軽減効果があります。 銀行預金にお金を預けていてもほとんど利息がつきませんので、使う予定がなければ住宅ローンの繰り上げ返済に充てていただくのは家計にとって良い策といえます。 繰り上げ返済のデメリットとしては、「手元のお金がなくなってしまう」という点が挙げられます。 お金があると思ってどんどん繰り上げ返済をしていると、「勤務先が業績不振で収入が下がって生活が苦しい」「子どもの教育費が高くかかる時期が来た」「自宅の修繕や車の買い替えなどでお金が欲しい」などといったときに、手元のお金がなくて苦労してしまう危険があります。 住宅ローンは一度繰り上げ返済をしてしまうと、「やっぱりなし」とはいきません。 繰り上げ返済をするのであれば、しっかりと今後の家計の収支についてシミュレーションを行ってからにすることが大切です。 家計をシミュレーションする方法としては、「キャッシュフロー表」というものがあります。 年間の収入や支出から、今後~老後までの家計を予想できるものです。 もし今後の家計についてご不安があったり、繰り上げ返済のシミュレーションをしたいということがあれば、いつでもご相談にお越しください。 少しでもご参考になれば幸いです。
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