初心者におすすめの資産運用方法は?
女性26歳未婚/子供なし
相談内容:投資商品の選び方
そろそろ資産運用を始めようかと思い、NISAやiDecoなど調べていましたが、ややこしくて結局どれからやるべきなのかわかりません。 資産運用初心者はまずここからやっておけばOK!というものはありませんか? できるだけ簡単で、リスクの小さいものが良いです。
回答一覧
- 大竹 麻佐子
2022-12-12
鳩サブレさん、ご質問ありがとうございます。 資産運用を始めようと考えている方、多くいらっしゃいます。たしかに、情報が溢れていて、自分にとって何がよいのか混乱してしまいますね。できるだけ簡単で、リスクの小さいものとのことですが、資産形成の手段として、NISAやiDeCoはおすすめです。 どちらも、貯蓄と異なり、投資ですので、元本は保証されずリスクがあります。とは言え、超低金利時代で銀行預金では利息に期待できないため、投資にも目を向ける必要性も感じています。投資初心者にとっては、時間をかけて、少しずつ資産を積み上げていきたいですね。 「NISAとiDeCoは、どちらがよいですか。」との質問をお受けすることも多いのですが、それぞれ特徴やメリットを知ったうえで、ご自身にあうものをお選びください。もちろん、両方始めることも選択肢です。 「NISA」には、「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類がありますが、資産形成の手段としては、つみたてNISAをおすすめします。国が投資を後押しする制度でもあるため、選ぶべき商品は、価格変動リスクを抑えた、また手数料率の低い投資信託などに限定されていますので投資初心者にとっても安心できるのではないでしょうか。 年間40万円(月3万3000円程度)と上限がありますが、最大20年間にわたって、運用益非課税で運用できることに魅力があります。資金が必要になった時には、自由に引き出せることもメリットです。 参考までに、まとまったお金を運用したい方は、株式などにも投資できる一般NISAを選ぶとよいでしょう。 「iDeCo(個人型確定拠出年金)」は、運用益非課税という点で、NISAと同じですが、目的は「老後資金」です。そのため、60歳まで引き出すことができないことが注意点です。こちらも公的年金を補完する意味もあり、国が推進する制度ですので、さらに、拠出(積立て)時の所得控除や受取り時の控除など税制優遇が受けられることが魅力です。お勤め先の退職金制度の有無や規定により手続きや上限額が異なりますので、始めるにあたって確認が必要です。 国の制度ではありますが、銀行や証券会社など取扱い金融機関によって、商品ラインナップや管理手数料などに違いがあります。選べる商品数が多すぎると迷いも生じることからラインナップの多寡は気にする必要ありませんが、Web上の見やすさや使い勝手のよい金融機関を選ぶことをおすすめします。まずは、資料請求することから始めてみませんか。
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