投資信託の購入・売却タイミング教えてください
男性25歳未婚/子供なし
年収:450万円
相談内容:投資信託の 運用相談
友人の勧めで最近投資信託をはじめてみました。 ただ購入タイミングや売却のタイミングがよくわからず。 利益が出てからといってもどのくらい出たら売却していいのか?とか、そんな初歩レベルのことすらわかってません。 どなかた優しくおしえてくれると助かります。
回答一覧
- 黒木 るみ
2022-12-12
投資をはじめて間もない時期は誰しもわからないことが多いです。お金に関して学ぶことをおすすめします。まず投資信託の購入や売却のタイミングについて、学んでいきましょう。 「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」という言葉はお聞きになったことはありますか。「キャピタルゲイン」とは保有していた資産を売却した時に得る利益のことです。例えば、株価10万円で購入した株式が株価15万円になったときに売却した場合、差額5万円(手数料・税金を除く)の利益が「キャピタルゲイン」です。大きな利益を狙うこともできますが、大きく損失を出す可能性もあります。それに対して、「インカムゲイン」は資産を保有していることで得られる利益のことをいいます。投資信託は、運用会社が投資家から集めたお金を運用して、運用益がでたら投資家に分配する金融商品です。投資信託は保有することでお金を増やす「インカムゲイン型」の投資商品といえます。 投資信託を使った投資のポイントは「長期」「積立」「分散」の3つです。 投資信託は「長期」投資が前提となる商品です。長期はどのくらいの期間かというと10年以上です。初心者さんは23歳というご年齢ですから、時間を味方につけることができます。時間を味方につけるということはこの先10年と言わず、20年、30年、40年投資することが可能ということです。投資は長期になるほどリスクを抑えることができ、複利の効果でお金を増やすことができます。 購入をはじめるタイミングはいつからでも大丈夫です。まとまったお金を1回で購入するのではなく、毎月コツコツと「積立」をしましょう。例えば、毎月1万円投資信託を積立すると、投資信託が高くなった時は少ない口数を、安くなった時は多く口数を購入します。このようにドルコスト平均法を使うと、高値掴みをせず、安くなった時に多く購入するため、購入単価の平均を抑えることができます。 「分散」は購入する投資信託を株や債券といった資産クラスと国内、海外(先進国や新興国)といった地域を分散することでよりリスクを抑える効果があります。 最後に投資信託はいつでも売却できますが、長期投資が前提ですから、少し値があがったからすぐに売却するという商品ではありません。例えば、結婚、マイホーム購入、教育費や老後資金といったライフイベントなど、お金が必要になった時に必要な金額を売却して活用してください。
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