外国で暮らすことの見通しについて
男性53歳会社員既婚/子供あり
相談内容:その他
近年のドル高を見まして、日本の円の弱さ、日本の貧しさや将来性の無さが心配になってきました。 外国で暮らしたほうが、将来的に経済的に安定したり、裕福ではないかと思ったりします。おすすめの国や、見通しなどを教えて欲しいです。
回答一覧
- 張替 愛
2023-09-07
ご質問ありがとうございます。将来的に海外で暮らすことも考えてみたいとのことですね。 物価の安い海外に住み替えると、今お持ちの資金を使って豊かな生活が遅れる可能性があります。ただし一方で、移住にはまとまったお金が必要になりやすいため、「思った生活と違った。円安が進んで資金的に厳しくなった。」などの理由で貯金を使い込んでしまってから日本に戻ることになると、日本に戻った後の生活が厳しくなってしまいます。 そのため、海外移住を行うときは、現地に関する情報を集めて慎重に判断すると同時に、資金的にもゆとりを持った状態にしておくことが大切です。 おすすめの国についてですが、治安や気候、物価など、何を重視するかは人によって大きく違うため、ご自身が「住みたい」と思った国を選ぶのがおすすめです。ただ、海外に長期滞在するためには、そのための許可が必要になることを念頭に入れておきましょう。 具体的には、「ビザ」を手にする必要があります。ビザの取得条件や取得のしやすさは状況により変わるため、移住したい国のビザについて最新の情報を集めてください。必要に応じて、ビザ取得の専門業者に依頼するのも一つの方法となります。 現状では、タイなどは永住権を取得しやすいようです。タイの場合、日本と比べて物価が安いため、現地の人と同じような生活を送ることで、生活費を抑えられることが期待できます。ただ、近年では円安が進んだこともあり、思ったよりも物価の安さは実感できないかもしれません。また、日本語はもちろん英語も十分に通じるとは限らないようです。長く住むのであれば、タイ語を習得していくほうが便利かもしれませんね。 また、海外で暮らす場合、現地で働いて得る収入で暮らすつもりなのか、老後に公的年金に頼って生活するのかでも、資金計画は大きく変わるでしょう。年金の場合、年金額は物価上昇などに合わせて多少上がる仕組みとなっていますが、もらえる金額は「日本円でいくら」と、ほぼ決まっています。海外に暮らす場合は為替の変動の影響をもろに受けることになりますので、移住時の為替レートを参考に資金計画を立てるのではなく、円安が進む想定で資金計画を立てると安心でしょう。
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