配当所得の節税対策について
女性29歳専業主婦・主夫既婚/子供あり
相談内容:法人税・法人事業税
はじめまして。 相続に伴いライフプランの計画をしております。 専門外の質問は飛ばしてご回答いただいても構いません。 【前提条件】 家族構成 シングルマザー(未就学児一人) 元事業専従者 事業の後処理のため保育所を利用中 令和4年の所得は非課税 収入1 遺族年金 年間約155万円 収入2 児童手当 年間18万円 収入3 外国株配当所得 税引前予想 年間400〜500万円 住居 賃貸(家賃支払い有り) その他 ローン無し 優先事項 引き続き非課税に調整、老齢年金は捨てても構わないので目先の可処分所得を増加させたい ①課税対象が配当所得のみでも、ひとり親控除は使えますか? ②課税対象が配当所得のみでも、基礎控除は使えますか? ③課税対象が配当所得のみでも、ふるさと納税は使えますか?(確定申告する場合) ④課税対象が配当所得のみでも、医療費控除は使えますか? ⑤課税対象が配当所得のみでも、生命保険控除は使えますか? ⑥課税対象が配当所得のみでも、確定供出年金は全額控除できますか? ⑦住民税の申告不要制度が廃止されたので、社保料削減のため、マイクロ法人(一部株式の運用)を設立し、役員報酬を46,000円にする形で運用を検討しています。経理は委託無しです。合同会社とする場合、設立費は6万円で間違いないでしょうか?また、年間の法人維持費の目安をご教示いただきたいです。 ⑧7のように自身に役員報酬を支払う場合、給与所得控除を使えますか? ⑨現在の保育園を子本人が気に入っているのでそちらの利用認定を維持しつつ、マイクロ法人よりも可処分所得を増加させる方法をご存じでしたら、ご教示いただけましたら幸いです。 【ここから、行政の支援制度についてです。】 ⑩保育園を利用しながら士業の資格を取得し、子の修学のタイミングで再就職or独立を目指します。そこで、自立支援訓練給付金と高等職業訓練促進給付金の制度活用を検討しております。 7のマイクロ法人運用+役員報酬ありの状態でも、これらの制度は利用可能でしょうか?一通り調べたのですが、雇用保険は関係していないようですので、いわゆる失業状態でなくても利用できるのではないかと考えております。間違いないでしょうか? 11)FP、税理士など専門職の方への相談に係る費用の支援制度などは存在しますか? 何卒よろしくお願いいたします。
回答一覧
- 千日 太郎
2023-04-21
ご質問をありがとうございます。 下記に配当所得のみで適用できない主な控除をリストアップします。 ・社会保険料控除 ・健康保険料控除 ・介護保険料控除 ・雇用保険料控除 ・寄附金控除 ・所得税控除 ・住民税控除 ・扶養控除 ・特定扶養控除 ・配偶者控除 ただし、配当所得に適用できる控除には、確定申告の際に特別に申請する必要があるものもあります。例えば、医療費控除や寄附金控除については、一定の条件を満たせば配当所得にも適用可能です。また、株式売買に関する損益通算制度を利用することで、配当所得に対する源泉徴収税額を調整することもできます。 合同会社の場合、設立費は6万円程度ですが、年間の法人維持費の目安は10万円以上になることが多いです。給与所得控除は合同会社で自身に支払う役員報酬にも適用されます。 例えば、マイクロ法人を通じて業務提携などの収入を得る方法などがあります。また、税務上、保育園の費用が所得控除の対象になるため、保育園利用費の支払いを考慮して所得を増やことも考えられます。 なお税金に関しては税法や制度の変更などによって不定期に変化しており、正確かつ最新の情報を得るためには、税理士や税務署に相談することが重要です。
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