将来のために少額でも投資を行った方がいいのか
男性34歳未婚/子供なし
年収:380万円
貯金・資産:0万円
相談内容:投資商品の選び方
貯金が少ない状況でも投資を行うべきか、また行う場合の投資額の目安を知りたい。
回答一覧
- 岡崎 成吾
2022-12-12
貯蓄にしろ投資にしろ、結局何のためにするのかを考えることが必要だと思います。何かを買うためなのか、万が一の病気になった時のためなのか、老後資金のためなのかによって方法や金額が変わってきます。 例えば、10年後に家を買うために2,000万円貯めようと思えば、少なくとも1か月に16万円以上貯めていく必要があります。 又、5年後に300万円の自動車を現金で買うためには毎月5万円貯める必要があります。 そのためには貯蓄なのか投資なのか、どちらが適当なのかが決まってきます。 貯蓄が少ない場合は、まずは万が一働けなくなった場合に備えて3~6か月分の貯蓄が必要だと思います。 iDeCoだと少なくとも60歳まで現金化できないし、つみたてNISAでは、現金が必要な時に価格が下がっているとかえって損をする可能性があるからです。 老後資金のための貯蓄か投資かどちらがいいかということに限れば、途中でまとまったお金が必要にならないと限定できて、予定通り運用できればという条件で計算します。 ご存じのように現在貯蓄ではほとんど利息がつきません。なので毎月5万円を25年貯めていけば1500万円貯まります。 もし投資で平均利回りで3%で運用できれば、3.3万円を25年で1500万円貯まります。その後も毎月7万円使いながら25年使えます。 もちろん机上の 空論なので、その通りにはいかないでしょうが可能性は高いと思います。
- 岩永 真理
2022-12-12
まずは最低でも必要な緊急資金を貯めた後に、投資をしましょう。 緊急資金とは、万一病気やケガなどで働けなくなった時の生活費とローン返済のためのお金です。通常、緊急資金は生活費(ローン返済分を含む)の3カ月~1年分といわれています。 たとえば、毎月10万円の住宅ローンと生活費15万円の人は合計25万円が月額費用となり、その3カ月分なら75万円、1年分なら300万円が緊急資金のターゲットです。 理想は1年分ですが、ご自身の現在の貯蓄額で達成できそうな月数から始めてみましょう。 たとえば、上記のケースで現在の貯蓄額がゼロなら3カ月分の75万円、現在の貯蓄額が100万円なら6カ月分の150万円、という具合です。 緊急資金を貯蓄できたら、毎月5千円~1万円など、少額からできるつみたてNISAやiDeCoなどで積立投資をしてみるとよいでしょう。
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