副収入としての投資をはじめてみたい
男性39歳既婚/子供あり
年収:300万円
貯金・資産:100万円
相談内容:投資商品の選び方
本職の収入が多くないので、それ以外に収入源を得たい。 株式、仮想通貨、FX、ニーサ、イデコなど色々あるがどれを選ぶべきか? 本やアプリ、動画等で勉強し始めているがどれがいいのか分からない。
回答一覧
本職の収入源とは別の収入源としての投資についてのご相談ですね。 「本やアプリ、動画等で勉強をしはじめている」ということですので、投資初心者を前提としてお答えさせていただきます。 一般的に投資と呼ばれているものは、投機と投資に分けられます。 投機(トレーディング)は、価格に注目して売買差益を稼ぐというものです。 私は銀行で為替のトレーディングを経験しましたが、これでコンスタントに利益を得るのはプロでもとても難しいことです。 その道のプロになる場合は別ですが、一般の生活者が本職以外の収入源とするのには向いていないと考えます。 これに対して投資は、長期にわたって企業にお金を投じて企業が稼いでくれた利益の分配に預かるというものです。 初心者でも比較的簡単にできる方法があります。 一般的に、仮想通貨やFXはトレーディングに使われます。 株式はトレーディングにも使われますが、ここでは投資に使う方法をご紹介します。 目的によって2つの例をご紹介します。 (1) 老後に備える等のための長期投資を考える場合は、S&P500という米国の優良株500銘柄の指標に連動した投資信託を選ぶという方法があります。 投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が、自分の家族にはこれで遺すといっている指標に連動したものです。 但し、米国経済の将来への信頼が前提となります。 (2) 生計に使うための収入源とする場合は、株価連動と債券価格連動の投資信託にまとめて投資しているバランス型投資信託を選ぶという方法があります。 すぐに使わなければならなくなる可能性のあるお金の場合は、なるべくリスクの小さなもので運用するのが大原則です。 iDeCo口座や2024年に恒久化・無期限化、枠拡大などの改正が見込まれているつみたてNISAなどの非課税口座も利用したつみたて投資を行えば、さらに低いリスクで資産運用ができます。 ただし、生活に必要な資金獲得を投資に頼りすぎるのは禁物です。 ついつい短期間で高いリターンを狙ってリスクをとりすぎてしまい、資金を大きく減らす可能性も高まるからです。 人生100年と考えれば、ご質問者様はまだまだお若いようです。 投資について学びながら実践されると同時に、本業でさらに稼げるように自己投資をしていくことも考えられてはいかがでしょうか。
ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。回答いたします。 貯蓄金額からいえば、無理なくコツコツと、かつ非課税の仕組みを利用していくのが無難かなと思います。 例えば、つみたてNISAを利用して、毎月1~2万円から投資信託の積み立てを開始していてはいかがでしょうか。その際には、世界株式投信を軸に検討されていくとよいかと考えます。 お子さまもいらっしゃいますので、リスクを大きくとった投資はできないこと、万が一資金が必要になった場合にはすぐ売却できるものが望ましいと考えました。つみたてNISAは現状で20年間非課税の仕組みが利用できますので、うまく利用して資産形成をはかっていくとよいと思います。
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