コラム
2026/10/20
【キャリア教育授業】岐阜県立岐阜商業高等学校EDP部1・2年生(52名)を対象に会社説明会&オフィス見学を実施(2026年8月19日)
株式会社エイチームホールディングス(以下、エイチーム)は、地域社会へのサステナビリティの取り組みとして、職業講話や学校訪問などのキャリア教育支援などの社会貢献活動に取り組んでいます。キャリア教育授業を通じて、働くことへの興味・関心を高め、働く意義ややりがい、仕事のおもしろさを知り、職業理解を深めてもらいたいという想いで実施しております。
※本記事に使用している写真については、事前に学校の許諾を得て掲載しております。
2026年8月19日(水)、岐阜県立岐阜商業高等学校のEDP部(※)1・2年生52名がエイチームに来社しました。EDP部では、生徒の多くが情報分野に関係した進学や就職先を希望しています。エイチームの企業理念や事業内容に触れ、情報分野で地域産業に貢献できる生徒の育成を目的として、職業講話が開催されました。当日の講話は、引越し比較・予約サイト「引越し侍」の開発組織でエンジニアマネージャーとして活躍する社員が講師を務めました。
※情報処理・IT・eスポーツに関する部活動
EDP部1・2年生 52名の生徒が来社
午前10時、岐阜県立岐阜商業高等学校EDP部1・2年生の生徒52名がエイチームの本社オフィスに来社しました。部活動で普段からITに触れている生徒たちは、エイチームのリアルなオフィス環境を前に緊張とわくわくの表情でいっぱいです。職業講話は、社員食堂「LaPyuta(ラピュータ)」で行われました。

講師による講話
講師の自己紹介と会社・事業
まずは講師の自己紹介からスタート。引越し事業部のエンジニアマネージャーとして10名のチームをけん引している講師は、生徒の皆さんと同じく商業高校出身であることをお伝えしたところ、生徒の皆さんに親近感を持ってもらえました。続いての会社説明と事業紹介では、まず経営理念や“Ateam Purpose”などエイチームの根幹となる価値観をお伝えし、当社グループで運営している主要サービスなどをご説明。
「エイチームとはどんな会社なのか?」を皆さんにご理解いただいた後は、講師が開発に携わる「引越し侍」についてご紹介。「引越し侍」は、全国400社以上の引越し業者に見積もりを一括依頼できるサイトで、引越しをしたいお客様と、引越し業者様をマッチングさせるサービスであること、そして、引越し業者様から紹介手数料をいただくビジネスモデルであることをご説明。また、「引越し侍」は2026年をもって20周年を迎え、業界最大のネットワークを構築し、エンジニアは多くの引越し業者様に貢献できる責任とやりがいのある仕事だとお話ししました。
Webエンジニアの仕事について
いよいよ本題、Webエンジニアの仕事について皆さんにご紹介しました。1日のスケジュールのなかでミーティングとお昼休憩以外はほとんど開発に携わっていること、環境や制度としては、在宅勤務やフレックスタイム制などの多様な働き方をしていることをお話ししました。エンジニアのリアルな働き方の実態に、生徒の皆さんも真剣に聞き入っていました。
開発業務は「企画・設計・プログラミング・テスト・公開」の5つの工程に分かれており、プログラミングはその一部に過ぎないこと、エンジニアの仕事はパソコンに向かってプログラミングをし続けるだけではなく、より良いものづくりのためにマーケターやデザイナーなどほかの職種とのコミュニケーションが重要であることもお伝えしました。
IT業界のこれから
IT業界の今後についても、講師の私見を交えながらお話ししました。
AIの発展とともに、これまでエンジニアが1行ずつコードを書いていた時代から、AIがコードを書き、人が指示を出してチェックする時代へと変化しています。そのため、エンジニアにはプログラムの正確性を判断する基礎力が求められることや、AIの活用によって、一人のエンジニアがフロントエンドからバックエンドまで幅広い活躍ができることをお伝えしました。
高校生の皆さんへのアドバイス
最後に、高校生の皆さんに向けて、学生のうちに取り組んでほしいことをお伝えしました。
「今、部活や授業で取り組んでいること」は、皆さんの将来につながっています。簡単なツールやゲームから「小さく速く」つくって公開し、改善のサイクルを回すこと、AIをただの制作ツールではなく、AIが書いたコードの意図をAIに問うなど学習ツールとして使うことが大切だと語ります。そして、エンジニアは個人競技ではなくチームプレーであること、部活のチーム制作では個々の強みを最大化する役割分担を意識してほしいとお伝えしました。
また、進路就職において大切なポイントについてもアドバイス。
講師自身が採用に携わった経験から、現在採用において重視されるのは、経験だけでなく、「考え方」であり、課題解決の過程でどのような工夫をしたかが評価されると語ります。また、文系理系の区分は重要ではなく、自身の技術を突き詰めつつ、身近な不便を解消したいという動機に基づいたものづくりが重要であると述べました。

質問タイム
講話の後は質疑応答の時間です。生徒の皆さんからは多くの質問が寄せられ、一つずつ丁寧にお答えしていきました。
講師の学生時代の技術的な取り組みについて知りたい、プログラミング言語は何を習得すれば良いか、開発に関するアドバイスが欲しい、など、生徒の皆さんからは今回の講話に対して関心の高い質問をたくさんいただきました。

IT企業のリアルなオフィス環境を見学
講師による講話の後は、リアルな現場を味わうことのできるオフィス見学の時間です。会議室から見える高層階の景色や遊具を模した遊び心のあるオフィスを前に、皆さんの目がキラキラと輝いていました。



キャリア教育授業を終えて
後日、生徒の皆さんからの感想をいただきました。多くの生徒から、今回の職業講話で仕事や企業に対する理解が深まり、有意義な経験になったとの回答をいただきました。
参加生徒の感想をご紹介
オフィス環境がとても充実していたことが印象に残りました。
エンジニアは常にパソコンに張り付いているわけではないということは、新しい気づきでした。
文系理系は関係ないというお話が、文系か理系どちらの進路に進むのか悩んでいた自分にとって励みになりました。
現在部活動で取り組んでいることが将来につながると知って、今後はより一層頑張ろうと思いました。
職業講話で学んだことを活かして、まずは小さいプログラムを組んで公開し、実践経験を積みたいです。
キャリア教育授業を担当した講師からのコメント
職業講話にご参加いただいた生徒の皆さんは、部活動の中で既にプログラミングや作品制作に取り組んでおられ、とても実践的な質問が多く、素直に「素晴らしい」と感じました。
これからWeb業界を目指す学生にとって、AIの発展により求められるスキルが大きく変化しています。そのなかで、どんな知識やスキルを身に着けるべきかお手本が無く、進路の選択が非常に難しいと思います。
そんななか、IT業界で働く現役エンジニアの一例として、今回の講話が参考になれば幸いです。キャリア教育授業を通して、私自身も改めて業界の変化や自分の仕事を見つめなおす良い時間となりました。
今回のキャリア教育授業を通して、エイチームでプロのエンジニアの仕事やリアルなオフィス環境に触れ、未来へのキャリアデザインの準備ができたことと思います。
エイチームはこれからも職業講話等の活動を通じて、地域社会への貢献に努めてまいります。