コラム

2024/09/18

【“Ateam People” RELAY COLUMN】抜群のチームワークでグループ全体を支えるコーポレート部門

【“Ateam People” RELAY COLUMN】抜群のチームワークでグループ全体を支えるコーポレート部門

“Ateam People”は、エイチームが大切にする価値観であり、それを体現する人たちです。エイチームの新卒採用Instagramでは、「“Ateam People” RELAY COLUMN」として、“Ateam People”01~08の価値観を体現する社員たちをリレー形式で取材する企画を行っています。今回のリレーコラムは、コーポレート部門を取材しました。

エイチーム コーポレート部門について
複数の子会社を抱えるエイチームの全社戦略を推進するコーポレート部門のスペシャリスト組織です。企業成長を支え、日々の企業活動を推進しています。各社員の専門性を発揮しながら少人数でグループ経営を支えています。

大切にしている価値観である“Ateam People”
エイチームが大切にする価値観、そしてそのような価値観を持つ人たちを、“Ateam People”(エイチームピープル)として定義しています。

“Ateam People”01 お互いを認め合える

コーポレート部門 管理部 開示ガバナンスグループ H.K.さん

大学卒業後、システムエンジニア、経理などを経験した後、2022年にエイチームに中途入社。現在はエイチームの開示・ガバナンスグループにて税務を担当する。
趣味は旅行とドライブ。

「お互いを認め合える」とは、相手に敬意を持つこと

これまで、様々な業界や職種を経験してきた自負から、幅広い領域をこなせると思っています。それでも、まだ経験したことがないこともたくさんありますし、すぐに習得や経験ができるものでもありません。周りの人たちも様々な経験があり、各々が自負するものがあるはずです。

そこには苦労や努力した過程があるからこそ自負するに至っているはずです。自分が会得できていない相手の知識・経験を短期間で会得できるものではありませんから、とても羨望のまなざしで見てしまいます。同時に相手からも自分の知識・経験は羨望のまなざしで見られていると思います。

お互いに羨ましいと感じているし、簡単に手にできるものではないとも理解しているのです。今までの苦労や努力を思えば、自分にはできないことをやってのける相手のことをおのずと尊敬できると思います。『お互いを認め合える』というのは相手に対して敬意を持つということだと思います。

お互いを認め合うことで信頼関係を築く

私は税務の領域が一番得意です。どこの会社でも税務担当者が何名もいるものではありません。エイチームには長年税務に携わった人がいます。私は別の会社で同じように携わってきました。知識はほぼ同じで経験してきたものが違うという、お互いに自負するものが似た境遇です。

税務というのは法律に基づいていますから、知識の根底は同じです。法律をどう解釈して当てはめたか。違いはそれだけです。今までの経験の違いがそのまま解釈の違いへとつながっていきます。しかし、お互いに間違っているわけではありません。根底の法律は順守している中で出した回答ですから正解も不正解もないのです。

だからこそお互いが2つのアイデアを出し結論を出す。今までより良い結果を生み出せています。知識・経験が高めあえるし、同じ領域を自負するからこそ『お互いを認め合える』尊敬・信頼の関係が構築できていると思います。

相手を尊敬する気持ちの大切さ

お互いを認め合うためには相手を尊敬する気持ちを意識することだと思います。もちろん尊敬の中には嫉妬の気持ちも存在し、尊敬よりも嫉妬の気持ちが前面に出てしまうこともあります。お互いに同じようなことを感じている中、羨ましいと妬んでも向上せずそこで止まってしまいます。

仕事に限った話ではなく趣味などプライベートにいたるまで、自分にできないことをできる人に対して尊敬する気持ちを感じることは多々あると思います。とくに趣味やプライベートのことであれば、相手にどうやったらよいかコツを聞いたりアドバイスをもらったりしないでしょうか。仕事だって同じはずなのです。できること、できないこと、得意・不得意を謙虚に受け止め、尊敬しあうことで好循環として何事も進んでいくはずです。

“Ateam People”02 「儲ける」を理解する

コーポレート部門 管理部 法務・コンプライアンスグループ Y.K.さん

大学卒業後、新卒でリテール営業として証券会社に入社する。
「お客さまのニーズにダイレクトに応えられるような経験を多く積みたい」という思いから、2012年にエイチームへ中途入社。以来、「引越し侍」のクライアント(法人)営業を担当する。入社してから12年間担当した「引越し侍」から離れ、2023年にコーポレート部門の管理部に異動。現在は、法務・コンプライアンスグループとしてグループ会社全体の契約審査や新規事業・施策検討時の法律相談、コンプライアンス意識向上に向けた取組などを行う。趣味はダイビング。マンタと一緒に泳ぐことが夢。

「儲ける」という言葉について

「儲ける」とは、お客さまに安定して付加価値の高いサービスや商品を提供し続けるため、エイチームグループで働く社員がお客さま視点を持ち、安心して働き、そして会社を健全に運営してくために必要なことだと考えています。

お客さまを相手にしたとき、「儲ける」という言葉はあまり良い印象ではないかもしれません。しかし、私は直接的でわかりやすい言葉だと考えています。

なぜ儲けることが必要なのか。なんのために儲けるのか。一人ひとりが考え、その答えを持つことで自分が関わる仕事に意味や目的を持てるようになると思っています。間接部門である現在の部署でも、大切にしていきたい要素です。

バランスをうまく保つことが大切

入社してから長い間、直接的に売上・利益を生むことができる事業運営に携わっていました。そのため、コーポレート部門という間接部門に異動してからは「儲ける」を意識することは難しいと感じていました。

しかし、法務としての「攻め」と「守り」のバランスをうまく保つことが「儲ける」につながると考え、バランスを保つことを普段の仕事の中では常に意識しています。法務として、リスクを予見し、あらかじめトラブルが起きないよう働きかけることも非常に重要な役割です。ただ反対に、どんな小さなトラブルもすべて未然に防ごうとすると、「何もできない」という事態になってしまいます。

儲ける意識がなければ、守りに大きく傾いてしまうため、事業運営部門から新規事業・施策検討の相談があった時には、うまくバランスを保てるよう、リスクがあるから「できない」だけではなく、可能な限りリスクを特定し、どこまでのリスクを許容できるか、ほかに良い手段はないかなど代替案を一緒に考えるようにしています。

「儲ける」を理解することで得られた成果

コーポレート部門では「儲ける」ことを直接的に実感できる場面が少ないため、「儲ける」を意識することが難しいと感じている人が多いのではないかと思います。私自身は、自分がいま行っている業務そのものに対して直接的な「儲け」を考えるのではなく、儲けたその先の影響や実現したいことなどを考えながら取り組むように意識しています。そうすることで、例えば、新規お取引を開始するにあたっての契約審査、契約書のレビュー、契約書の製本作業など、どんな業務であっても、その業務に意味と目的をもって取り組むことができるため、これは「儲ける」を理解したことで得られた成果だと思っています。

“Ateam People”03 チームで取り組む仕事が好き

コーポレート部門 管理部 グループ管理グループ R.K.さん

自動車部品会社へ新卒入社し、営業事務・役員秘書を担当する。2018年に株式会社エイチームライフスタイルの業務推進部へ中途入社。その後、株式会社エイチームの管理部へ異動し、経理・総務を担当する。趣味は愛犬と遊ぶこと、愛犬専用のInstagramアカウントを運用すること。

チーム力の大切さ

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」ということわざのとおり、高い目標を達成するにはチーム力が大事だと思います。

エイチームは各自に与えられる裁量が大きいゆえに、多角的な視点でものごとを考えて最善を決める必要があり、ベストを見つけるためにはより多くの人の意見が必要になってきます。「チームで取り組む仕事が好き」という価値観があることで、ひとりでなんとかしなければいけないと悩まずに、素直に人を頼ったり、助けたりすることが大事だと気づかされ、楽しくチームで仕事に取り組めていると思います。

私の所属するチームの魅力

私の所属するチームはグループ全体の経理・総務を統括しているので、いかに自部署目線にならずにグループ全体を良くしていけるかを考えて日々仕事に取り組んでいます。

平均勤続年数が長いメンバー構成なので、チームの結束力とコミュニケーション力が高く、過去の情報を必要な時に掘り起こして考え直し、現状に即して新しいことを生み出すのが得意なチームだと思っています。過去の出来事など会社の歴史を知れるのも面白いです。

チームで仕事をする楽しさ

チームで仕事に取り組むことで、個人では達成が難しいような大きな目標を達成できることが楽しいです。お互いの得意・不得意を理解しながら、役割を分担しチームの総合力で課題をクリアしていくことに楽しさを感じます。

煮詰まった時に一緒に小言を吐き出しながらも地道に前へ進んで行ったり、なにか発見があると情報共有して喜んだりすることもあります。エイチームは素直で明るいメンバーが多く、こういったコミュニケーションがよく発生するのも仕事の楽しさを倍増させています。

“Ateam People”04 少し先の未来を想像してわくわくできる

コーポレート部門 人材開発部人事企画グループ兼労務グループ S.K.さん

新卒で地元銀行に入社し法人融資営業に従事する。2017年にエイチームライフスタイル(現エイチームウェルネス)に中途入社し管理部門を担当したのち、育休を経て2021年に人材開発部へ異動。現在は、人事企画グループと労務グループを兼務しており、評価制度や育成施策を運用しながら、人事戦略や人的資本についても検討をしている。
趣味はネイルアートで、ハンドメイドで成人式の振袖や卒業式の袴に合わせる和柄ネイルチップを作っている。

わくわくして仕事するために

「将来の姿を想像するとわくわくする」ためには、自分のキャリアや将来の姿と、会社や仕事の将来をつなげることが大切だと考えています。将来、どのような職場で働いていたいか、その目標に向かって成長していけるかを想像する時、新たなスキルを身につけ、達成感を得ている自分を思い描くと、わくわくする気持ちが湧き上がります。そして、より質の高い仕事ができるようになることで、周囲の方々へ貢献できると思います。

会社の将来がはっきりと見えない場合は、現状を整理し、情報を集め、周囲の人々とコミュニケーションを取りながら、自分なりの「会社や仕事の未来像」を描いていきます。そのような将来を実現し、自分が思い描く姿に近づけた時、より一層楽しんで働けると同時に、豊かな人生を送ることができるのではないかと思います。

わくわくする瞬間

私が持っているビジョンは、エイチームで働く皆さんが仕事を楽しんで、価値ある経験だと感じてもらえるような人事制度を築いていくことです。私の仕事は売上を直接上げたり会社の利益を直接増やしたりするわけではないですが、社員の成長支援や組織開発を通じて、それぞれが活躍できる場を提供し、その成果を目の当たりにすることで、私自身大きなやりがいを感じます。

自分自身の成長に喜びを感じるように、社員の成長に貢献することができた時の充実感は格別です。そうして間接的に会社全体の成長を支えることが、私にとってのわくわくする瞬間です。

現在の取り組み

いまは人的資本開示(人事戦略策定及び開示)に取り組むために、まずは組織の状況を可視化し、現状の整理・課題の言語化をしながら、方針を決めるべく、日々プロジェクトメンバーと議論を重ねています。

手探りですが日々学びながら自社に最もマッチする方法を探しています。自分の理解が深まることによって最初は点と点だった情報が徐々につながって、会社の将来像が見え始めた時、とてもわくわくします。この自分の興味のある領域で、社員にとってインパクトのある貢献ができる可能性があると思うと、モチベーションが高まります。また、自分のキャリアにもポジティブな影響があります。

“Ateam People”05 貢献欲を持っている

コーポレート部門 人材開発部 採用グループ N.M.さん

2018年、エイチームに新卒入社。入社後はエンターテインメント事業で、新規・既存ゲームのプロジェクトマネジメントなどを担当する。2020年に人事部(現 人材開発部)へ社内異動となり、2022年に産休育休を取得する。復職後は採用グループで、現在は新卒採用、新卒研修などを担当する。
趣味はおいしいご飯を食べること、ゲームをすること、息子の趣味を探すこと。

共通した価値観

エイチームのメンバーは共通して、自分のためだけではなくチームや会社のことを考えている人が多いです。自分の行動のその先に人がいて、その人たちに対して貢献したいという気持ちを大切にしていると感じます。

エイチームではこういった価値観を大切にして働いている人が多いので、チームを超えて協力し合うことが活発で、全員が当事者として関わりあっていると思います。

成果での貢献が大事

チームへ貢献するためには、行動だけではなく成果での貢献が大事だと考えています。そのため、自ら手を上げ、仕事を引き受け、その中で成長し成果を示すことを意識しています。

実際、私が新卒採用業務に関わるようになったきっかけも、自分自身で採用業務のお手伝いができないか、当時の採用部門のマネージャーに声をかけたのが始まりです。今では新卒採用のインターンシップの全体設計まで任せていただき、より成長し楽しみながら仕事ができています。

現在も成長する意識を持っており、上司との1on1の機会では、自分がチャレンジしてみたいことや目指したいキャリアを話し、少しでもチャンスがあれば関わりたいと伝えています。小さなチャレンジやきっかけから行動、そして成果に結びつき、会社やチームにより貢献できるようになると感じています。

意識していること

私は、「どうすればチームに貢献できるのか」「価値提供できるのか」を意識しています。
そのきっかけは、新卒採用の部署での経験です。配属当初の私は独りよがりで自分の評価や成果ばかり追いかけていました。そのせいでチームに迷惑をかけていることに気付かず、気付けば誰からも頼られない、頼れない状況を作ってしまっていました。その時に当時の上司から「あなたにしかできないことは何?」と聞かれ私は答えることができず、今までの頑張りが独りよがりだったことに気づきました。

そこからチームの中で私がやるべきことは何なのかを考えるようになりました。チームに貢献するためには、自分の強みや役割を正しく理解する必要があると思っています。私の強みは、「人とのポジティブなコミュニケーション」「行動へのスピード」だと思っています。今働いている人事のチームで、その強みを活かしてどうやって貢献するか、価値提供できるのかを意識しています。

採用業務では学生や新卒社員の前に立つフロント業務を主に任されています。フロント業務を通して学生の生の声を聞き、スピード感をもって企画を考え実行していくことで、強みを活かして業務をすることができ、少しずつではありますがチームに貢献できていると実感するようになりました。

“Ateam People”06 変化を前向きに捉え、適応していく

コーポレート部門 管理部 グループ管理グループ M.I.さん

前職は大手携帯キャリアでスーパーバイザーとして従事。2013年に株式会社エイチームブライズ(現:株式会社エイチームライフデザイン ブライダル事業部)にウエディングアドバイザーとして中途入社。営業、店長を経て業務推進部へ異動した後、株式会社エイチームの管理部経理グループへ転籍。近年は経理業務だけでなく、全社イベント「Ateam FESTIVAL」の主幹や大阪オフィスの移転・解約、経費精算・請求書申請システムの導入など、様々な業務にチャレンジしている。
趣味は脱出ゲーム。

変化を受け入れる精神力

ここ数年だけでも、新型コロナウイルスの猛威でライフスタイルが一変したり、ChatGPTの登場で生成AIがグンと日常に入り込んできたり、成人年齢が18歳に変わったりと、社会全体で大きな変化がたくさんありました。

「IT企業に身を置く社会人」としてではなく、「現代を生きる人間」として、変化にわくわくできる心の余白や適応できる柔軟性は、「意識して伸ばすべきスキル」だと感じています。世界の変化するスピードは加速し続けるばかりだと思うので、少なくとも毎回一喜一憂しないでいられる程度のタフな精神力は、今のうちに磨いておきたいと思っています。

変化の先にあるもの

結婚式場情報サイト「すぐ婚navi」が「ハナユメ」にブランドリニューアルしたことは、印象深い変化でした。WebサイトやテレビCMのような目に見える部分、その他にも、SEO対策やサービス認知度など、今まで地道に積み重ねてきたものを一度ゼロに近いところまで戻すという非常に勇気がいる経営判断でした。

しかし、大好きなサービスがもっと愛されるものになり、素晴らしいサービスをより多くのお客さまに届けていける未来を、全社員が信じて、一丸となって取り組んだ変化でもありました。
「変化の先にあるもの」を見据えていれば、変化そのものについてネガティブになることはないのだと体感した出来事です。サービスが「すぐ婚navi」から「ハナユメ」に切り替わる瞬間を、全社員で見守ったあの情景は忘れられません。

意識していること

私は変化を前向きに捉えて適応するために以下の3つを意識しています。

  1. 視座を上げるタイミングを意識的に作ること。
  2. 一度きりの人生でより多くの経験ができる機会をめいっぱい楽しむこと。
  3. どんなに小さな変化でも、適応できたら自分を褒めること。

1つ目は、先に心の準備をしたり、むしろ変化を作り出す側になれるので、変化の捉え方や適応するスピードが大きく変わります。2つ目は、人生100年時代と言われる今、日々の変化は人生のほんの一瞬なので「苦しい」より「わくわく」を積み重ねていきたいと思っています。最後に、人間の心理には「慣性の法則」という「状況の変化を好まない」「そのままであり続けたい」という状態があります。そのため、変化に適応しきれなくても自分を責めたりせず、どんなに小さな変化でも、適応できたら自分を褒めてあげること繰り返すと、変化に対してネガティブな気持ちになることが少なくなる気がします。

“Ateam People”07 自分をオープンにできる

コーポレート部門 人材開発部 人事企画グループ N.I.さん

フィットネスクラブのインストラクター、スーツアクターなどを経て、2012年にエイチームに中途入社。入社後はカスタマーサービス、コールセンター業務などに10年以上従事する。2023年、エイチーム人材開発部人事企画グループへ転籍。
「人事とは何か?」という基礎知識を1から勉強し、最近では”人事力検定『人材マネジメント入門』”にも合格。

より高い成果を出すために

「より能力の高い(魅力的な)人物に見られたい」「自分の素を出して他者にがっかりされたくない」などの様々な理由で、自分の身の丈以上の振る舞いをしたり、他者との壁を作る方も多くいるのでないかと思います。リーダーや責任者としての振る舞いが求められる場合など、時にはその考え方も必要とされる場合もありますが、日々のコミュニケーションにおいてそのような振る舞いを継続してしまうと、どうしても相手の本音が見えづらくなり、表面的な関係性に閉じてしまい、他者との信頼関係はなかなか構築されません。

チームで同じ目標に向かって協働する仲間である以上、それぞれの得意なところだけでなく苦手なところも認め合うことで、強みや弱みを理解し、協力し合ってより高い成果を出せるチームになると考えています。

自分をオープンにするための心がけ

私は自分をオープンにするために、自分の苦手なことや恥ずかしいエピソードをあえてお話するなど「ダメな自分」を包み隠さず見せるようにしています。また、反対に「ここは頑張った!うまくできた!」という場面では「ここをすごく頑張った!」と、褒めてほしい部分も自分から伝えるようにしています(笑)。

また、ミーティング等の意見を交わす場では、ちょっとした疑問や感じたことを誰よりも最初に発言するように心がけています。過去にミーティングに参加したとき、発言できず、議論に加われなかった経験があったのですが、当時の上司から「このミーティングに参加しているということは、あなたの意見や考えを求めているんだよ」と言われてハッとしたことがきっかけです。以降、発言しない方が恥ずかしいと思うようになり、どんな些細な事や初歩的な疑問でも、率先して最初に発言をするように心がけています。

自分をオープンにする効果

私の職務領域は人事部門なのですが、他のチームや他事業部の方からは「他の部署の人」「人事の人」という『少し遠い存在の人』と思われてしまいがちです。しかし、自分をオープンにすることで「そんなに遠い人じゃないんだ」と感じていただき相手との距離が縮まり、本音で会話のキャッチボールができるようになったと思います。

ミーティングでの積極的な発言においては、自身の発言を皮切りに参加者それぞれの意見も積極的に交わされるようになり議論も活発になったと思います。

“Ateam People”08 学び続ける

コーポレート部門 管理部 法務・コンプライアンスグループ F.K.さん

2022年、株式会社エイチームコマーステックに新卒入社。マーケティング担当としてSNS運用等を担当する。2023年3月に株式会社エイチームに転籍入社。現在はグループ会社の契約書作成・レビュー、法令対応等を担当している。
趣味はものづくり(ミニチュア・裁縫等)、美術館巡り。

学び続けるために必要なこと

「学び続けること」は本来誰にでもできるはずですが、難しいことだとも考えています。社会の中では、自分の得意な分野・既に知っていることを発揮することが要求されます。それに応じて学べば、社会からの需要と自身の供給が合致する場面も多いはずです。ですが、さらに広く深い知識を付ける人を、エイチームでは「学び続ける」人としているのだと理解しています。

私はまだ法務担当として法令に関わるのは2年目のため、学び”始める”という段階ですが、エイチームの先輩方と関わる中で、日々サービスや業務に向き合い、学び続けている姿を見ます。新しいものや変化に気づき、それらに関心を持つこと自体は、当然にも見えます。ですが、それを好奇心や探求心をもって学びにつなげ続けることは、とても難しく、しかしいつか自身の大きな価値発揮につながる、大切な根源なのだと思います。

学びの必要性に気づいたきっかけ

生成AIについて、社内での利用の動きが進んでいったことがきっかけで、学び続ける必要性を実感しました。生成AIについては、現時点の日本ではまだ法律として成り立っておらず、検討段階です。一方、生成AIにまつわるサービス・ツールは続々と誕生し、社内でも続々と利用したいという相談が発生しました。

今までは既に存在している法令を学び、解釈していましたが、生成AIについてはまだ法律として明文化されていない状態でも現時点で公開されている情報を学び、解釈する必要に迫られました。そのとき、社会は常に変化・進化し続けているということ、それらを明文化する法律もまた、変化・進化していくことに気づき、自身も、法令などは当然として、そもそも社会の動きについても関心をもって学び続ける必要があると分かりました。

学び続けることで得たもの

学び続けることで、広い知識を柔軟に発揮する必要性に気づき、自身の強みとなる深い知識を手に入れられました。

法令には幅広い内容があり、その時々で考慮すべき観点はいくつもあります。そのため、完璧に全てを知識として手に入れ、調査もせずに全ての解を出すのは困難です。今回の取引・取り組みにどのような観点からの検討が必要なのか、どのような法令が関係しているのか、都度調査し学びながら「今回のベスト」を解として出すべく検討しています。

また、その学び・検討の中で、特に私が関わることの多い生成AIについてなど、自身の強みとなる知識も身に付け始めています。今後も、自身を取り巻く状況に関心を持ち続けることで、広く浅くでも、狭く深くでもなく、広く深い知識を得て、大きな価値発揮につなげていきたいです。

「“Ateam People”RELAY COLUMN」編集後記

「 “Ateam People” RELAY COLUMN」、第3回目はコーポレート部門に取材を行いました。抜群のチームワークでエイチームグループ全体を支えています。
新卒採用Instagramでは、今後も「 “Ateam People” RELAY COLUMN」などの企画を通して、様々な“Ateam People”を紹介していきます。ぜひチェックしてみてください!
新卒採用Instagram

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