給与と障害年金の関係性
男性41歳自営業・自由業未婚/子供なし
年収:650万円
貯金・資産:600万円
相談内容:障害年金
現在フリーランスで仕事をしているが、今後もし企業などで雇用されて働き一定の収入が発生した場合、障害等級が現在の等級から落ちてしまうということはあるのか? 過去にアルバイトした際に面接官に同様の質問をしても「分からない。当社ではそのような事例はない」という返答であったが、実際のところはどうなのか知りたい。 自分の場合、仕事をする=障碍や病気が治るということではないのだが、年金事務所の判断がどうなのか気になります。
回答一覧
- 新井 智美
2023-08-28
ご相談ありがとうございます。ファイナンシャルプランナーの新井智美です。 いただいた質問について回答させていただきます。 ご相談者さまは現在フリーランスで障害年金を受け取っておられるという認識でよろしいでしょうか? 原則として障害年金の受給に所得金額は関係ありません。相談者さまが気にしておられるような収入によって障害等級が下がるということはありませんのでご安心ください。 障害等級が下がるのは、障碍の程度や病気の状態がよくなり、等級の要件を満たさなくなったときです。そしてその判断は主治医が行います。 相談者さまのおっしゃるとおり、仕事をする=障碍や病気が治るということではありませんし、年金事務所もその旨を理解しています。 ただし、その障害年金が20歳までに発生した病気やケガに基づいた障害基礎年金であれば、所得によっては一部もしくは全額支給停止になります。具体的には、3,704,000円を超えると2分の1、4,721,000円を超えると全額停止となります ので、該当する場合は所得金額に気をつけてください。