事業用に作るならお得なクレジットカードはどれ?
男性26歳自営業・自由業未婚/子供なし
年収:450万円
相談内容:クレジットカード
楽天カードをメインに使っており、この度事業用にもうひとつカードを作ろうと思っていますが、事業用で作る場合どこのクレジットカードがお得などあるのでしょうか?
回答一覧
ご相談ありがとうございます。ファイナンシャルプランナーの新井智美です。 ご質問について回答させていただきます。 ご自身で事業を行っておられるなら、個人のカードとビジネス用のカードは分けるべきです。 個人用のクレジットカードとビジネス用のクレジットカードの違いは、ビジネス用のクレジットカードには業務をサポートしてくれる機能が付帯している点です。 例えば会計ソフトとの連携や、文房具など安く買えるなどのサービスのほか、ETCカードを複数枚発行できるなどといったサービスが付帯しています。 もちろん全てのクレジットカードに同じサービスが付 帯しているわけではありませんので、ご自身の業務形態に合ったクレジットカードを選ぶことが大切です。 また、年会費が気になるなら年会費無料のクレジットカードを選ぶべきでしょう。その他は利用限度額にも注目したいところです。 年会費無料でお得なクレジットカードとしては、三井住友カード ビジネスオーナーズがおすすめですが、利用限度額は最大500万円です。 利用限度額をもっと高く設定したいなら、どうしてもゴールドランクが対象となり、年会費が必要になりますが、JCBゴールド法人カードは比較的年会費が安くおすすめです。 保有コスト、利用限度額、付帯サービスを比較し、事業に合ったクレジットカード選ぶようにしましょう。
フィリップさん、ご質問ありがとうございます! 事業用に使うカードをご検討中とのことですね。 事業用カードはお得なものもありますが、仕事で使う以上、使い勝手が良いことが大切になります。 今回はどのような悩みを解消したくてカードを作ろうと思ったのでしょうか?次を参考に、改めて考えてみてください。 ■経費の仕分けをスムーズにしたい場合 個人事業主が事業用カードを作ると、確定申告に必要な仕分け処理(=帳簿付け)が進めやすくなる点があります。カードの明細一覧がビジネス利用のみになるため、自分がいくら経費にかけているのかも把握しやすくなります。 これが目的の場合、事業用カードを作成する手のほかにも、個人用のカードをもう1枚作って事業専用と自分で決めて使う方法もあります。 ちなみに、経費処理を簡単にするには、「銀行口座」を事業用に準備するのも大変有効です。もし生活費用の口座を事業用の口座を同一にしている場合は、銀行口座も明確に使い分けることをおすすめします。 ■利用限度額を上げたい場合 事業用カードは個人カードよりも利用限度額が高く設定される傾向にありますので、利用限度額を上げたい場合に有効です。 ただ、フィリップさんはお若いので、もしかしたら起業したばかりなのかもしれません。起業したばかりの個人事業主は収入が不安定なため、クレジットカードの審査に通過しにくい傾向があります。 その場合は、お得さを第一に考えるのではなく、審査に通りやすそうかどうかも気にして選ぶと良いでしょう。利用限度額があまり高すぎないカードや、年会費無料のカードなどは、求められる信用力が小さい傾向にありますよ。 また、「デビットカード」を作成するのも一つの手です。デビットカードは銀行口座から即時決済されるため、使いすぎる心配がなく、経費管理もしやすいです。お得さはクレジットカードのほうが上回りやすいですが、経費支出の金額が多くないなら、シンプルなデビットカードのほうが使い勝手が良いかもしれません。 ■お得に利用したい場合 事業用カードはビジネス向け特典が豊富な反面、ポイント還元率は低めの傾向にあります。年会費が有料のカードも多いです。そのため、お得に利用したい場合は、事業用カードについている特典が自分の事業にあっているかどうかを確認して選ぶのがおすすめです。 例えば、出張が多ければ、国内・海外の旅行傷害保険が充実しているものや、宿泊施設が優待価格となるカードなどは魅力に感じるのではないでしょうか。フィリップさんは現在楽天カードをメインに使われているということなので、楽天市場などのお買い物が多いのかもしれませんね。その場合、楽天ビジネスカードの特典などは魅力に感じるかもしれません。 ぜひ、フィリップさんのお仕事にとって使い勝手の良いカードを選ぶことを大切にしてくださいね。 少しでもお役に立てれば幸いです。
ファイナンシャル・プランナーの伊藤亮太です。回答させていただきます。 事業用、個人用いずれにおきましても、年会費、還元率、利用枠の3つの観点から検討されると良いと思います。 年会費は無料のものか、年会費がかかってでも付加価値の高いクレジットカードを選ぶのか。コストをかけたくないならば、年会費無料のクレジットカードを検討すべきです。一方で、年会費がかかっても還元率が高いクレジットカードを選ぶことで、後々の利用におけるポイントを貯めていく方が良いのであれば、還元率を重視すべきです。 また、事業用で忘れてはいけないのが、利用枠です。事業用決済の場合、利用枠が低いとすぐに上限に達し必要な時に決済できないという恐れがあります。そのため、利用枠の大きいものを選ぶことも検討すべきです。 以上の観点でどこを重視するかでお得なクレジットカードは変わってきます。例えば、年会費無料で還元率重視であれば、NTTファイナンスBizカードが良いでしょう。ただし、利用可能枠が80万円までと低いのが難点になるかもしれません。 三井住友カードビジネスオーナーズは、利 用可能枠が最大500万円と高く、年会費無料です。ただし、ショッピング補償がない点には注意してください。 楽天カードの他に持つのであれば、上記のようなクレジットカードが良いのではないでしょうか?参考にしてください。
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