コラム

2026/03/25

【社員インタビュー】ブランドへの愛を育み、お客様の想いに向き合い続ける。OBREMOのデザイナーが語る愛されるブランドづくり

【社員インタビュー】ブランドへの愛を育み、お客様の想いに向き合い続ける。OBREMOのデザイナーが語る愛されるブランドづくり

2021年に誕生したドッグフードブランド「OBREMO」は、2023年のブランドリニューアルを経て、様々なブランディング施策を進めてきました。競合ブランドが多い中、いかにしてブランドの独自性を築いてきたのか。今回は、リニューアル当初からデザイナーとして携わってきたK.N.さんにお話を伺います。

愛犬家としての視点と、表現者としてのこだわり。その両面から語られる「OBREMO」への愛と、誠実なブランドづくりの裏側をお届けします。

エイチームコマーステック OBREMOグループ デザイナー K.N.さん

広告デザイン事務所を経て、2022年にエイチームコマーステック入社。以来、デザイナーとしての経験と愛犬家の視点を活かして、「OBREMO」のブランド価値向上に貢献している。

▼ ブランドリニューアルの具体的なプロセスや、デザインの思考プロセスについては、こちらの記事で詳しく語っています。
ブランドのあり方から見直す。「OBREMO」のブランドリニューアルの裏側

徹底した一貫性が、ブランドの「想い」を形にする

あらゆるところにブランドメッセージを展開

ブランドリニューアルにあたって、私たちは新しく「愛犬と食卓を囲もう」というタグラインを掲げました。デザイナーとしての私の使命は、この言葉を単なる言葉で終わらせず、お客様がOBREMOに触れるあらゆる瞬間に、その世界観をしっかりと形にして伝えていくことでした。

そのために、商品に同梱するフライヤーの結び、SNSの投稿、noteのヘッダーなど、お客様の目に触れるあらゆるところにこの言葉を配置するようにしたんです。地道な発信ではありましたが、続けていくうちに、お客様から「このメッセージに惹かれてOBREMOを選びました」と言っていただける機会が増えていきました。
その言葉を聞くたびに、デザインは単に「見た目」を整えるだけでなく、私たちの「想い」を届けるための大切な役割を担っているんだと実感できました。自分たちの想いがちゃんとお客様に届いていることが分かって、本当に嬉しかったです。

少人数だからこそ、ブレないブランド構築

リニューアル当時、デザイナーは私一人でした。Webサイトから同梱物のフライヤーに至るまで、すべてのクリエイティブを一人で担当するのは大変な面もありましたが、だからこそブランドの世界観がブレることなく、一貫性を持たせることができたと思っています。

現在はデザイナーも増え、外部の制作会社と連携する機会も増えましたが、VIガイドラインやトーン&マナーガイドラインを通じて、OBREMOのイメージとは違った物にならないよう気をつけています。事業責任者をはじめ、チーム全員が「ブランドを守る」という同じ目線の高さを共有している。この少人数の体制だからこそ、結果としてブレないブランド構築ができたのだと感じています。

「熱量」を可視化する、フラットな組織環境

少人数だからこそ加速する、ブランドへの熱量と一体感

OBREMOグループは少人数ということもあり、基本的に組織の全員が入っているチャットでコミュニケーションをしています。誰が何を考え、何を実行しているのかが、見えやすい環境があります。このフラットさが、組織の熱量を高めていると思っています。
リニューアルという正解のない道を進む中、朝会などでこまめに情報共有を行うことで、その熱が社内に伝わっていったように思います。また、社長の「ブランドを大事にしたい」という強い意志もあって、みんなで同じ方向を向くマインドが揃っていきました。

胸が熱くなるようなお客様の声を共有

お客様から届くレビューも、全員がリアルタイムで確認できるようになっています。「OBREMOを食べてワンちゃんの調子が良くなりました」「うちの子はこれ以外受け付けません」といった、私たちの胸が熱くなるようなコメントが届きます。

お客様の向こう側には愛犬がいて、その健康を守っているんだという意義を全員で共有できているからこそ、「利益のために品質の優先度を落とそう」と考えるメンバーは一人もいません。この共通の価値観があるからこそ、OBREMOらしい品質と統一感を保つことができています。

ブランドの独自性をデザインで表現

「人の食卓」に馴染み、品質の良さが伝わるデザイン

私が表現をするうえで何より大切にしているのは、「チープにならないこと」です。あまりにもポップに振りすぎてしまうと、私たちが自信を持って届けているプレミアムフードとしての品質の良さが、どうしてもお客様に伝わりきりません。だからこそ、高品質さを直感的に感じていただけるよう「余白」を贅沢に使い、OBREMOらしさを表現することを常に考えています。

こうしたデザインのこだわりは、すべて「愛犬と食卓を囲もう」というメッセージに繋がっています。人と同じ食卓に並べられるほど、品質の高いごはんであること。既存のペットフードによくある可愛らしさではなく、あえて「人のためのもの」と思えるような落ち着いたテイストにこだわっています。その想いをデザインの細部にまで込めることが、結果としてOBREMOならではの独自性や、他との差別化に繋がっていると感じています。

デザイナーとしてできる最善を尽くす

ブランドリニューアル当初、デザイナーとしてはブランドフォントをブラウザ上でも表示したいと考えていました。でも、実際にはコストや工数の制約があります。「どうしても使いたい」という想いはありましたが、事業のフェーズを理解することも大事だと思いました。
そこで、Webフォントを使えない状況でも、文字間や行間を細かく調整して“読みやすく、美しく見せる”工夫を重ねました。一般的なフォントでも、少しスペースを整えるだけで印象は大きく変わります。今はWebフォントも導入されていますが、「今の事業フェーズでできる最善を尽くす」ことを大切に進めてきました。

お客様とのコミュニケーションを大切に

反響が教えてくれた、直接コミュニケーションを取る大切さ

ブランドリニューアル後に実施したSNSキャンペーンでは、予想を遥かに超える反響をいただきました。皆さまから届く温かいコメントや写真を見て、「こんなに愛されているんだ!」と実感できた一方で、「これまでは一方的な発信が中心で、飼い主の皆さまと直接コミュニケーションを取ることは十分にできていなかったかも」という大切な気づきもありました。

お客様にもっと近づくための会報誌「MY LOVELY DOG」

OBREMOのデザインはブランドらしさを表現するために、あえて「シュッと」させています。ただ、それゆえに少し冷たい印象を与えてしまうかもしれない、という懸念もありました。もっと私たちの温度感や愛をお届けしたい。そう考えて企画したのが、会報誌「MY LOVELY DOG」です。

OBREMOの世界観からすると少し可愛すぎるかもしれませんが、お客様にもっと近づきたいという想いで、あえて「LOVELY」という言葉をチョイスしました。商品の紹介を載せるカタログではなく、お客様の想いを載せることで、ファン同士が繋がるツールを目指しています。

リアルな場で実感した、飼い主様の愛に支えられているということ

直接の繋がりを求めて実施したファンイベントや大型イベントへの出展では、嬉しい驚きがたくさんありました。イベントブースに会いに来てくれたご愛用者の方がいたり、、交流会でお渡ししたバンダナをSNSの動画で大切に使ってくださっているのを見かけたり。
これまで画面越しでは見えづらかったお客様の存在を、肌で感じることができたんです。昨年から始めたアンバサダー制度もそうですが、報酬ではなく「自らやりたい」という純粋な想いで活動してくださる皆さまの姿勢に、ブランドそのものが支えられているんだなと、デザイナーとして大きな励みをいただいています。

「誠実であること」を、商品にも仕組みにも

愛犬家として、獣医と進める安全な新商品づくり

新商品の企画には、私自身も一人の愛犬家として試食モニターのような形で関わっています。自分の愛犬に食べさせてみて感じた不安や疑問は、必ず提携している獣医さんに相談するようにしています。例えば新商品を試作した際、うちの犬のうんちが少し緩くなってしまったことがありました。すぐに「これは大丈夫なのか?」「子犬に与える際の適切な量は?」と獣医さんに確認し、こうした注意点は必ず新商品のフライヤーに明記するようにしています。新しさを伝えること以上に、飼い主様が感じるかもしれない不安を少しでも和らげたいという想いをいつも持っています。

「誠実でいよう」という想いを仕組みにも

私たちの中には常に「誠実でいよう」という想いがあります。原材料の産地を変更するような場合でも、その理由をきちんとお伝えするようにしています。「こういう理由があるけれど、品質の良いものを選んでいるので安心してください」と丁寧に説明し、納得していただくことが何より大切だと思っています。
その考え方は、サービスの仕組みも同じです。マイページからいつでも簡単に解約や再開ができるようにしているのも、その一つ。「解約したい」と思った時にすぐに見つけられる場所にある。ほんの小さなことかもしれませんが、そういう部分にも「誠実でいよう」という姿勢が表れていると思っています。

これから挑戦したいこと。食卓を超えた「暮らし」のパートナーへ

安心から“楽しむごはん”へ

ブランドを通して届けていきたい価値はずっとブレず、「愛犬に安心して与えられる食事や食卓を届ける」という軸は変わりません。ただ、その“安心”の上に、これからはもう一歩先の“楽しさ”を広げていきたいと考えています。最近ではトッピングの商品も増えていますが、そのラインナップをさらに充実させていけたらいいなと思っています。そうすることで、愛犬との食卓がもっと彩り豊かになり、楽しくなっていくと感じます。安心して食べられるごはんから“楽しむごはん”へ。そんな新しい価値をお届けしていきたいです。

食卓を超えていきたい

個人的に、将来は「食卓を超えること」にも挑戦していきたいと考えています。今は食事を通して愛犬との時間を支えるブランドとして活動していますが、いずれは食事以外の領域、例えばアパレルなど、ワンちゃんの暮らし全体に寄り添うブランドへと広げていきたいと思っています。もちろん、当面は食事の領域に集中するつもりですが、いつかはドッグフードだけでなく、日常のさまざまなシーンにOBREMOがあって、飼い主様と愛犬の生活をトータルで支えられる存在になりたい。例えば、お気に入りのごはんをきっかけにブランドを知ってくださった方が可愛い首輪やリード、服などを手に取ってもらえるような。その逆に、アパレルからOBREMOを知って「食事も安心できるものに変えてみよう」と思ってもらえたり。将来的には、食卓の枠を越えて、愛犬の暮らしをもっと豊かにできるような挑戦をしていきたいと考えています。


「愛犬と食卓を囲もう」という想いを、形に。

今後も「愛犬と食卓を囲もう」という理念のもと、飼い主さまと愛犬が心豊かに過ごせる毎日をサポートできるよう、ラインナップの充実と品質向上に取り組んでまいります。

私たちのこだわりや日々の発信は、こちらからご覧いただけます。

OBREMO公式サイト
ドッグフードブランド「OBREMO」

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