コラム

2023/08/03

【社員インタビュー】仕事のモットーは「自走自責」。大型タイトルのマーケティング担当者が語る、仕事で大切にしている価値観

【社員インタビュー】仕事のモットーは「自走自責」。大型タイトルのマーケティング担当者が語る、仕事で大切にしている価値観

大学時代からマーケティングを専攻し、前職ではネット専業広告代理店で企画営業・プランニングの経験を持つA.K.さん。現在は、エイチームを代表する大型タイトルのマーケティングを担当しています。制作スタッフとお客さまをつなぐ「架け橋」としてマーケティングの仕事にやりがいを感じると言います。仕事のモットーは「自走自責」。仕事をする上で大切にしている価値観、やりがいを感じる瞬間について、お話を聞きました。

エイチームエンターテインメント マーケティング部 A.K.さん

大学時代は経営学科でマーケティングを専攻。卒業後は、マーケティングリサーチ企業でアンケート調査の設計・分析・レポート・運営の仕事を担当する。その後、ネット専業広告代理店で企画営業やプランナー業務を経験。2021年9月、エイチームに中途入社。現在はエイチームを代表する大型タイトルのマーケティングを担当。デジタル含めた多様なメディアを駆使したマルチチャネルで幅広い領域のマーケティングに携わっている。

広告代理店を経て、エイチームへ

マーケティングリサーチ企業、ネット専業広告代理店での経験

大学の経営学科ではマーケティングを専攻し、ゼミでは主にマーケティングリサーチの分野を研究していました。アンケートの調査の設計・分析、行動心理学、消費者行動などを中心に学んでいました。

新卒で入社したマーケティングリサーチ企業では、調査内容の企画や設計、配信、分析などの運用業務を主に担当していました。学生時代に学んだことがストレートに生かせる領域でした。その後、ネット専業広告代理店に転職しました。主なクライアントはアプリゲーム会社がメインで、デジタル領域のプロモーションの企画・提案を担当していました。

広告代理店でのデジタル領域の広告知識など、当時の経験が今の仕事にも生きていると感じます。

より幅広いマーケティング領域に挑戦、転職を決意

「マーケティング×デジタル領域」でキャリアを積むなか、30歳目前で今後のキャリアプランを見つめ直しました。マーケティングの専門性を高めつつ、デジタル領域に限定せずに幅広い領域に挑戦したい。広告代理店時代のクライアントはゲーム会社がメインだったので、ゲーム会社でのマーケティング領域という軸で転職活動を開始しました。

エイチームの魅力は「事業の多様性」「論理性」「風通し」

多くのゲーム会社がある中、エイチームに惹かれた点は大きく3つあります。「事業の多様性」、「論理的でありながら、情緒的価値を大切にするところ」、「会社の風通しの良さ」です。

1つ目は、「事業の多様性」です。エイチームは、ゲーム領域だけでなく、WebサービスやECサイトなど、多様な事業を展開しています。幅広い事業領域で展開するため、経営の安定性と事業の成長性を感じました。

次に、「論理的でありながら、情緒的価値を大切にするところ」です。面接を受けたときのエイチームの社員の皆さんの印象は「論理的な人が多い」というものでした。一般的に、ゲームの仕事の特徴として、「感情」で意思決定する側面があります。例えば、ユーザーさまは、ゲーム内で「楽しい」「悔しい」などの様々な感情を抱きます。そのため、ゲーム制作においては「こうしたらユーザーさまに楽しんでいただけるだろう」という情緒的な価値を大切にします。

一方で、データによる裏付けも大切です。エイチームは、論理的でありながら、情緒的な価値を大切にするバランスの取れたゲーム運営をするところが印象的でした。特に、データを扱う仕事を続けてきた私にとっては、数字で語るコミュニケーションも大切にしている雰囲気が自分に合っていると感じました。

最後に「会社の風通しの良さ」です。転職活動を通して、エイチームには風通しの良い社風やチーム一丸となってゲームを作っていく姿勢があると強く感じました。

大型タイトルのマーケティングを一手に担う

制作スタッフとユーザーさまをつなぐ架け橋になることがミッション

現在は、エイチームを代表する大型タイトルのマーケティングを担当しています。デジタル広告やSNS、イベント企画、ファンマーケティングなど、領域は多岐にわたります。タフさが求められる仕事ではありますが、チームで協力して進められているのがエイチームの良さだと思います。

エンターテインメント事業のマーケティング領域のミッションは、最適な費用対効果を意識しながら、より多くの方々にエイチームが提供するゲームを認知してもらい、遊んでもらい、ファンになってもらうこと。ひいては、ゲームを制作しているスタッフとユーザーさまをつなぐ架け橋になることです。運営とユーザーさま、ユーザーさま同士のコミュニケーションの場も多いので、その声を社内に積極的にフィードバックするよう意識しています。

仕事をする上で大切にしている価値観

仕事のモットーは「自走自責」

仕事をするうえで、「自走自責」というモットーを大切にしています。漢字にすると「自分で走って自分で責任を取る」ということなのですが、仕事をする上でこの価値観はとても大切だと思っています。

マーケターは、ゲーム内のグラフィックを担当したり、ゲームプログラムをつくったりなど、ゲーム制作そのものの直接的な制作者になることはありません。そのため、「このゲームはお客さまに喜んでいただける」などの手触り感を感じられないときもあるかもしれません。ただそれでは、私たちが作ったゲームの「楽しさ」をお客さまに伝えることはできませんよね。

私たちが提供する価値を正しく理解し、そしてお客さまに価値を伝えるためにも、ゲームの魅力について深く考察し、言語化していきます。作り手がユーザーさまにどのような体験価値を提供したいのか。ゲームを遊んでくださっているユーザーさまがどのような点に面白さを感じているのか。こうしたことを考え抜き、様々な角度から物事を見るようにしています。ゲーム制作チームの一員としてマーケティングを担当している以上、責任を持って結果を出していく姿勢はとても大切だと考えています。

主観と客観のバランス

エイチームの社員は「ユーザー視点」を大切にする人が多いという印象です。特に私たちの組織では、SNSなどでユーザーさまの声に耳を傾け、積極的に情報をキャッチして、社員同士でも意見を交換し合うなど、多角的に物事を見る雰囲気があります。

そして、ユーザー視点を持ちつつも、意思決定の面では、これまでのゲーム運営の経験やノウハウなどを軸にした主観も大切にしています。この「主観」については、自分たちの感覚に頼りすぎないように心がけています。ユーザーさまの声、ゲーム内のデータ、様々な側面を考慮した上で、根拠を明確にして言語化し、取り組むようにしています。主観と客観のバランスを上手に取って仕事をすることを大切にしています。

「Creativity=創造性」を持って、画面の向こうのユーザーさまに「楽しさ」を提供し続ける

“Ateam Purpose”の存在で自分たちの役割を再認識

2022年9月に発表された“Ateam Purpose”である「Creativity × Techで、世の中をもっと便利に、もっと楽しくすること」を聞いたときも、自分の中で大きな納得感がありました。日々の仕事の中では、ユーザーさまの反応はデジタル上のデータとして見る機会がどうしても多くなります。また、費用対効果を意識するあまり、数字ばかりを追ってしまいがちになることもあります。

ただ、ユーザーさまの顔が想像しにくくなっていくと、自分たちの中にある「Creativity=創造性」が小さくなっていくと思います。そんなとき、「Creativity × Techで、世の中をもっと便利に、もっと楽しくすること」というパーパスがあることによって、自分たちの社会的意義や役割を念頭に置いて仕事をすることができています。世の中に「わくわく」を届けることがエンターテインメント事業のミッションだと考えているので、「Creativity=創造性」を持って「楽しさ」を提供していくという心構えを改めて思い起こさせてくれたのが、“Ateam Purpose”でした。

画面の向こうには生身の「人」がいることを忘れずに

ゲームはエンターテインメントで、娯楽です。人生において必要不可欠なものではありません。しかし、日常の中に「楽しみ」を与えてくれるものです。ゲームを遊んでくださっているユーザーさまが、ほっと一息ついたり、わくわくする気持ちを感じられる時間。そういった時間こそ、私たちが世の中に提供している価値であると思います。

仕事をする中でやりがいを感じる瞬間は、やはりユーザーさまからの「面白い」「楽しい」という声が自分に届いたときです。SNSでの反応はもちろんですが、リアルイベントを開催した際、ユーザーさま同士が楽しそうに交流している姿を見たときはとても嬉しかったです。

私たちが作っているゲームがユーザーの皆さまの手元にちゃんと届いており、ポジティブな気持ちを提供できている実感が湧きました。また、ゲームを通してユーザーさま同士が交流することで、ゲームに対する愛情が生まれ、担当しているタイトルがより良い方向に向かっていくことも実感しました。

私たちは普段ユーザーさまの顔を見る機会は少ないのですが、「画面の向こうには生身の人がいる」ということを忘れてはいけません。画面の向こうにいる皆さまにゲームを楽しんでいただくことを第一に考えたその先に、結果は付いてくると考えています。

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