定期預金はどこがいい?金利の高いおすすめ銀行を比較紹介!
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定期預金におすすめの銀行は以下の5行です。
定期預金の金利が高め!おすすめの銀行
※100万円以上を預け入れる場合の金利を記載。キャンペーン金利も含む
2024年3月に国の政策金利が上がり、各金融機関の預金金利が全体的に上がり始めています。
イーデス
編集部
預金目的で銀行口座を探すなら、通常金利やキャンペーン金利とその条件を確認するようにしましょう。
ただし、定期預金を始める際は、以下の点に注意するとよいでしょう。
定期預金を始める際の注意点
この記事では、定期預金のおすすめ銀行やその金利、定期預金を始める際の注意点について説明します。
2024年7月16日時点の情報を掲載しています。
スキラージャパン株式会社 代表取締役 / スキラージャパン株式会社
監修者伊藤亮太
伊藤亮太は「スキラージャパン株式会社」の取締役を務めるFP(ファイナンシャル・プランナー)。
慶應義塾大学大学院商学研究科経営学・会計学専攻を修了しており、在学中にCFP®を取得。
その後、証券会社にて営業・経営企画・社長秘書・投資銀行業務に携わる。
現在は富裕層個人の資産設計を中心としたマネー・ライフプランの提案・策定・サポート等を行う傍ら、資産運用に関連するセミナー講師や講演を多数行う。
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など株式会社エイチームライフデザイン
編集者イーデス編集部
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■書籍
初心者でもわかる!お金に関するアレコレの選び方BOOK
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有料職業紹介事業(厚生労働大臣許可・許可番号:23-ユ-302788)
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【金利が高い】定期預金におすすめの銀行5選
定期預金とは、はじめに満期までの期間を決めて預け入れる預金商品です。
普通預金金利よりも金利が高い傾向にあり「一定期間使う予定がない」という資金の預入先として活用されています。
イーデス
編集部
定期預金の金利は各銀行によって異なっており、預入時は複数の金融機関を比較することが大切です。
比較的高い金利が適用される銀行として、下記の5行が挙げられます。
SBJ銀行 | 1年0.45% (100万円まで) |
---|---|
イオン銀行 | 1年0.36% |
SBI新生銀行 | 1年0.35% |
ソニー銀行 | 1年0.35% |
オリックス銀行 | 1年0.30% |
※100万円以上を預け入れる場合の金利を記載。キャンペーン金利も含む
それぞれの銀行の特徴やキャンペーンについて、くわしく紹介していきましょう。
SBJ銀行:1年0.45%(100万円まで)
SBJ銀行には、100万円を預入上限とした定期預金「ミリオくん」という商品があり、通常の定期預金に比べると金利が優遇されています。
預入期間 | 預金金利(税引前) |
---|---|
1年 | 0.45% |
3年 (ミリオくん3) | 0.60% |
5年 (ミリオくん5) | 0.70% |
SBJ銀行の通常の定期預金金利は1年もので0.12%(税引前)ですが、ミリオくんでは0.45%(通常の3.5倍以上)の金利を受け取ることが可能です。
預入金額が100万円までに限定されている点は注意が必要ですが、1円から預入できますので、少額からでも高い金利が適用されるお得な定期預金といえます。
なお、ミリオくんは預入期間に応じて「ミリオくん2」「ミリオくん3」「ミリオくん5」の種類がありますが、いずれも1人1口座のみとなっていますのでご注意ください。
SBJ銀行の公式サイトはこちら
イオン銀行:1年0.36%
イオン銀行の定期預金では1ヶ月〜5年までの満期を選ぶことができ、それぞれ下記の金利が適用されます。
預入期間 | 預金金利(税引前) |
---|---|
1年 | 0.36% |
3年 | 0.25% |
5年 | 0.50% |
1年ものについては「夏の特別金利!定期預金キャンペーン!」によって金利が上乗せされており、2024年8月20日まで優遇金利で預け入れることができます。
通常、定期預金は預入期間が長いほど金利が高くなる傾向にありますが、本キャンペーン期間中は2年〜4年定期よりも1年定期の方が金利が高くなっています。
2年以上預入することを予定している人も、本キャンペーン期間中は1年定期を選んで預入することを検討してみましょう。
イオン銀行の公式サイトはこちら
SBI新生銀行:1年0.35%
SBI新生銀行では、インターネット限定の「パワーダイレクト円定期預金30」について、金利が優遇されるキャンペーンを開催中です。
預入期間 | 預金金利(税引前) |
---|---|
1年 | 0.35% |
3年 | 0.45% |
5年 | 0.55% |
キャンペーンは2024年9月2日まで開催しており、預入期間に応じて金利が上乗せされています。
たとえば1年定期に100万円を預け入れると、税引前で3,500円の金利を受け取れる計算です。
ただし、最低預入金額が30万円となっているため、ある程度まとまった資金は必要になります。
「ボーナスの預け先を探している」「しばらく使わないまとまった資金がある」という人は本キャンペーンを活用してみましょう。
SBI新生銀行の公式サイトはこちら
ソニー銀行:1年0.35%
ソニー銀行では、6ヶ月・1年ものの定期預金金利が上乗せされるキャンペーンを開催中です。
預入期間 | 預金金利(税引前) |
---|---|
1年 | 0.35% |
3年 | 0.20% |
5年 | 0.20% |
キャンペーンは2024年8月31日まで開催中で、6ヶ月ものが0.25%(税引前)、1年ものが0.35%(税引前)まで金利が優遇されています。
0.35%は10年もの定期の金利と同水準になっており、通常時に比べて短期間で高い金利を受け取れるメリットがあります。
キャンペーン金利は積立定期預金にも適用されますので、「毎月コツコツと貯めていきたい」という人は積立定期を活用するのもよいでしょう。
ソニー銀行の公式サイトはこちら
オリックス銀行:1年0.30%
オリックス銀行の定期預金では6ヶ月〜7年の満期を選択でき、預入期間に応じて下記の金利が適用されます。
預入期間 | 預金金利(税引前) |
---|---|
1年 | 0.30% |
3年 | 0.35% |
5年 | 0.50% |
これまで紹介した銀行はいずれもキャンペーン金利でしたが、オリックス銀行では常時上記の金利が適用されることが特徴です。
キャンペーン金利は、満期到来後に通常金利へと戻ってしまう一方、オリックス銀行では満期後も高い金利を継続できることが魅力といえます。
ただし、最低預入金額は100万円とややハードルが高くなっています。
そのため、まとまった金額の預入先を探している人にとってはおすすめの銀行です。
オリックス銀行の公式サイトはこちら
定期預金を賢く利用するためのポイント
定期預金は、元本を守りながら普通預金よりも高い金利を受け取れることが魅力のひとつです。
ただし、定期預金へ預け入れるときには、次のような点に注意が必要です。
定期預金を賢く利用するためのポイント
それぞれくわしく解説していきましょう。
キャンペーン金利を活用する
各銀行では定期的にキャンペーンを開催しており、定期預金の金利優遇を行っているケースも少なくありません。
特に、夏と冬のボーナス時期は定期預金の金利優遇キャンペーンが多く行われる傾向にあります。
キャンペーン期間中に預け入れた定期預金は、普段よりも高い金利が適用されますので、そうしたキャンペーンを活用するのもよいでしょう。
その他にも「同時に投資信託の購入を申し込むと定期預金の金利が優遇される」など、独自のキャンペーンを開催している銀行もあるため、ホームページや窓口で活用できるものがないか探してみることがおすすめです。
ただし、中には「新規資金の預け入れに対して金利を優遇する」など、条件が設けられている場合もあります。
キャンペーンを活用する際は、預入時の条件などもしっかりとチェックしておくと安心です。
しばらく使わないお金を預け入れる
定期預金には1ヶ月〜10年など満期が定められており、原則として中途解約を行うことはできません。
もし満期前に「生活費に充てたい」「急な出費でお金が必要になった」というときも、すぐに定期預金の資金を充てることはできないため注意が必要です。
また、定期預金は原則一部解約も行うことができません。
たとえば、「100万円の定期預金のうち10万円だけ引き出したい」というときも、一度100万円の定期預金を全て解約して引き出す必要があります。
定期預金へ預け入れる際は、今後の資金計画をきちんと立てて「満期までは使う予定がない」というお金を預け入れることが大切です。
中途解約しないようにする
先ほど「定期預金は原則中途解約ができない」ということを伝えましたが、やむを得ない理由がある場合については中途解約が認められています。
ただし、その際はペナルティとして中途解約時の金利が適用される点に注意が必要です。
この中途解約時の金利は、通常の定期預金金利よりも低く設定されている場合が多く、当初想定していた利息を受け取ることができません。
たとえば、1年満期の定期預金を10ヶ月で中途解約した場合、その銀行が定める中途解約金利か普通預金金利のいずれかに基づいて利息が計算されます。
せっかく高い金利で預け入れても、中途解約してしまうと利息額が減ってしまいますので、定期預金へ預け入れるときは満期まで引き出さないことを前提に考えておきましょう。
変動金利の定期預金に注意する
定期預金の中には、変動金利型の商品もあります。
変動金利型は一定期間ごとに適用金利が見直され、満期までの期間中に金利が上下することが特徴です。
変動金利型は途中で金利が上がったときは、固定金利型よりも多くの利息を受け取れるメリットがあります。
しかし、反対に途中で金利が下がったときは、固定金利型に比べて利息額が減少してしまいます。
今後、日本銀行が金利の引き上げを行うかどうかに注目が集まっている現在、「今の金利で固定されてしまうのはもったいない」と考える人もいるかもしれません。
変動金利型は金利動向をキャッチできるメリットはあるものの、金利が下がったときのデメリットも留意しておくようにしましょう。
自分に合った満期時の取り扱いを選ぶ
定期預金が満期を迎えた後の取り扱いは、主に次の3種類があります。
- 元金継続:利息は普通預金に入金され、元本が再度定期預金として継続される
- 元利継続:元本と利息を合わせて定期預金として継続される
- 自動解約:満期日に自動で解約され、元本と利息が普通預金へ入金される
たとえば、「満期を迎えたら車の購入代金に充てる」など使い道が決まっている場合は、普通預金に資金が入金される自動解約が便利です。
反対に、「しばらくは使う予定がない」という場合は、元金継続や元利継続が向いているといえます。
満期後の取り扱いは、定期預金へ預け入れる際に選択することができますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
よくある質問
定期預金はおすすめしないって本当?
定期預金は中途解約時の制限があることや、他の投資商品に比べて金利が低い傾向にあることから、おすすめしないといわれることがあります。
しかし、マイナス金利政策の解除以降は定期預金の金利も上昇しており、「一定期間使う予定がない」というお金の預け場所には適しているといえます。
定期預金のメリットはなに?
定期預金のメリットは、元本を守りながら普通預金よりも高い金利を受け取れることです。
また、満期までの預入期間や、満期後の取り扱いについても自分で選択できるので、資金の使い道に合わせて活用できるのも魅力のひとつといえます。
まとめ
マイナス金利政策の解除以降、多くの銀行が預金金利の引き上げを行っています。
定期預金の金利も上昇傾向にあり、優遇金利が適用されるキャンペーンを開催している銀行も少なくありません。
イーデス
編集部
定期預金へ預け入れる際は、複数の銀行の金利やキャンペーンを比較し、より自分のニーズに合った定期預金を活用するようにしましょう。
定期預金するのにおすすめの銀行は?