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住宅ローンの金利引き下げ交渉を成功させるコツ | 失敗してもデメリットはない

最終更新日:

住宅ローンの金利引き下げ交渉を成功させるコツ | 失敗してもデメリットはない
住宅ローン金利
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交渉をすれば住宅ローンの金利が引き下げられることがある……。

住宅ローンを返済していくなかで、このようなことを耳にする機会があるかと思います。

結論からいうと、

などすべての金融機関で、住宅ローンの金利引き下げ交渉をすること自体は可能です。

ただし実際に金利が引き下げられるかは交渉次第になります。

この記事では、住宅ローンの金利引き下げ交渉を成功させるコツを紹介していきます。

ワンポイントアドバイス

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住宅ローンの金利引き下げ交渉を成功させるコツ

金融機関の信頼を損なわずに金利引き下げ交渉を成功させるコツは、住宅ローンの借り換えを本格的に検討している旨を金融機関に伝えることです。

金融機関は借り換えされてしまうと、将来受け取るはずの利息がなくなってしまいます。

金融機関としては「借り換えされて利息がなくなってしまうより、金利を引き下げてでも住宅ローンを継続してもらおう」と考えるので、借り換えの意思表示をすることで金利引き下げに応じてもらいやすくなります

ここからは、金利引き下げ交渉を成功させる手順を説明していきましょう。

ステップ1:借り換え候補の金融機関で事前審査を申し込む

引き下げ交渉を円滑に進めるには、住宅ローンの借り換えを本格的に検討している旨を金融機関に伝える方法が有効です。

そのため、まずは借り換え候補となる金融機関で事前審査に申し込みましょう

事前審査に申し込むときのポイント

  1. 複数の金融機関に事前審査を申し込む
  2. 今よりも金利が低い住宅ローンを選ぶ
  3. 実際に借り換えることを前提にする

事前審査の結果が分かるまでに1週間ほど必要になるケースもあるため、金利引下げ交渉を思い立ったら早めに申し込んでおくことをおすすめします。

ワンポイントアドバイス

借り換え候補選びでは一括シミュレーションが便利

一つひとつの金融機関で借り換えメリットを調べていく作業は、面倒ですし時間もかかります。

借り換えの一括シミュレーションを活用すれば「メリットが大きい借り換え先」「借り換えによるメリット額」「諸費用の金額」などをたった1分で調べることが可能です

まずは借り換えシミュレーションで気軽にメリットを調べてみてください。

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ステップ2:借り入れ先の金融機関への金利引下げ交渉

借り換えの事前審査に通過したら、現在住宅ローンを借りている金融機関に対して金利引下げ交渉を行います。

借り換え候補の金融機関で事前審査に通過していることを説明した上で、「借り換えで必要となる諸費用を踏まえてコストメリットのある金利に引き下げてくれるのなら、このまま借り入れを継続する」と伝えましょう。

ただし、金利を引き下げるということは銀行が得られる収益を減らすということなので、簡単に金利引下げ交渉に応じてくれる金融機関は多くありません

そのため金利引き下げの交渉時は、今後も借り続ける意思があるからこそ事前に借り換えの相談に来た旨を好意的な姿勢で伝えることが大切です

借り換え候補のシミュレーション結果は、重要な交渉材料です。
金利交渉の際には、必ずシミュレーション結果を持参しましょう。

ワンポイントアドバイス

ステップ3:交渉結果を踏まえて判断する

金利交渉の結果を踏まえて、今の金融機関で継続するのか、違う金融機関へ借り換えるのかを判断しましょう。

ただし金利引下げ交渉が成功したからといって、必ずしも借り換えより低い金利が適用されるとは限りません

下記の特徴も参考にしながら、金利や手続きの手間なども含めた上でご自身のニーズに合う方法を検討しましょう。

借り換えが向いている人

  1. 金利を最大限低くしたい
  2. 違う金利タイプや団信に変更したい
  3. 諸費用を支払う余裕がある

金利交渉が向いている人

  1. 借り換えの手間や諸費用を省きたい
  2. 同じ金融機関を使い続けたい

地方銀行やメガバンクで金利引き下げ交渉を行うよりも、より低金利のネット銀行に借り換えるほうが金利は低くなりやすいでしょう。

ワンポイントアドバイス

住宅ローン金利はいくら引き下げできる?他の金融機関と比較

一般的にネット銀行は金利が低く、次いでメガバンク、地方銀行の順になっています。

自身が現在借り入れている金融機関と同じグループで比較してみましょう。

また住宅ローンの金利引き下げ交渉にあたり、借り換え先を見つけて事前審査を通す必要があります。

金利の低い金融機関を見つけ、借り換えの事前審査を申し込んでみましょう。

ワンポイントアドバイス
メガバンクの住宅ローン金利一覧表
金融機関変動金利全期間35年固定/フラット35
三菱UFJ銀行

0.345%

2024年04月適用金利

住宅ローン

適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

1.730%

2024年04月適用金利

住宅ローン

適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。

みずほ銀行

0.375%

2024年04月適用金利

ネット住宅ローン

1.800%

2024年04月適用金利

ネット住宅ローン

りそな銀行

0.340%

2024年04月適用金利

りそな住宅ローン

融資手数料型

引下げ金利を受けられる条件はホームページよりご確認ください。

1.585%

2024年04月適用金利

りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>

融資手数料型

表示金利は、最大引下幅を適用したもの。引下幅は、お借入内容や審査結果によって決定いたします。

三井住友銀行

0.475%

2024年04月適用金利

WEB申込専用住宅ローン

最後までずーっと引き下げプラン

2.430%

2024年04月適用金利

WEB申込専用住宅ローン

超長期固定金利型プラン

ネット銀行などの住宅ローン金利一覧表
金融機関変動金利全期間35年固定/フラット35
auじぶん銀行

0.219%

2024年04月適用金利

全期間引下げプラン

表示金利は新規借入かつau金利優遇割適用。

審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

2.140%

2024年04月適用金利

当初期間引下げプラン

表示金利は新規借入かつau金利優遇割適用。

審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。

PayPay銀行

0.315%

2024年04月適用金利

住宅ローン

自己資金10%以上の場合

2.025%

2024年04月適用金利

住宅ローン

自己資金10%以上の場合

自己資金なしの場合、記載の金利+0.065%

住信SBIネット銀行

0.298%

2024年04月適用金利

WEB申込コース(通期引下げプラン)

自己資金20%以上の場合

自己資金20%未満の場合、表示金利+0.022%

1.810%

2024年04月適用金利

フラット35(保証型)

自己資金10%以上

団信加入

SBI新生銀行

0.290%

2024年04月適用金利

変動金利(半年型)タイプ<変動フォーカス>

表示金利は金利優遇キャンペーン適用(詳細は公式サイトへ)

1.650%

2024年04月適用金利

長期固定金利タイプ

自己資金10%以上

ソニー銀行

0.397%

2024年04月適用金利

変動セレクト住宅ローン

新規購入の場合

2.390%

2024年04月適用金利

住宅ローン

新規購入の場合

イオン銀行

0.380%

2024年04月適用金利

金利プラン

物件価格の80%以内でお借入れの場合

1.820%

2024年04月適用金利

イオン【フラット35】

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

楽天銀行

0.583%

2024年04月適用金利

住宅ローン(金利選択型)

1.820%

2024年04月適用金利

フラット35

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

一般団信加入

地方銀行の住宅ローン金利一覧表
金融機関変動金利全期間35年固定/フラット35
横浜銀行

0.300%

2024年04月適用金利

住宅ローン

【新規借入限定】融資手数料型

表示金利は、最大引下幅を適用し「さらにおトクな金利プラン(年▲0.03%)」を併用したもの。

1.840%

2024年04月適用金利

住宅ローン

千葉銀行

0.600%

2024年04月適用金利

住宅ローン

2.680%

2024年04月適用金利

住宅ローン

静岡銀行

0.500%

2024年04月適用金利

カスタムFLEX

2.100%

2024年04月適用金利

住宅新時代

北陸銀行

0.975%

2024年04月適用金利

ほくぎん住宅ローン

京葉銀行

0.625%

2024年04月適用金利

変動金利

2.190%

2024年04月適用金利

全期間固定金利型

北海道銀行

1.175%

2024年04月適用金利

変動金利型

滋賀銀行

0.350%

2024年04月適用金利

スーパー住宅ローン

事務手数料定率タイプ

常陽銀行

0.550%

2024年04月適用金利

ずっとうれしい金利引き下げ(全期間重視プラン)

2.140%

2024年04月適用金利

フラット35

自己資金10%以上

借入期間21年~35年の場合

一般団信加入

住宅ローンの借り換えについては下記の記事を参考にしてください。

ワンポイントアドバイス

住宅ローンの金利引き下げ交渉は失敗しても問題ない

金利引き下げ交渉に失敗しても、借り換えの審査が通らなくても問題ありません。

もし失敗しても、現在の住宅ローンの借り入れを継続すればいいからです

また金利引き下げ交渉や、借り換えの審査にお金もかかりません。

金銭的なデメリットはまったくなく、失敗しても今の状態を継続すればいいだけなので、金利の引き下げ交渉はぜひチャレンジしてみましょう

ただし現在借り入れている金融機関で、金利を引き下げを実行するためには再審査が行われます。

返済が遅滞していないことや、収入の減少、転職による勤務先の変更がないか確認するために、健康保険証や源泉徴収票などを提出する必要があることを覚えておきましょう。

ワンポイントアドバイス

まとめ

現在借りている住宅ローンの金利は、交渉次第で引き下げられることがあります。

引き下げ交渉を行う手順は、以下の通りです。

金利引き下げ交渉の手順

  1. 借り換え候補の金融機関で事前審査を申し込む
  2. 借り入れ先の金融機関への金利引下げ交渉
  3. 交渉結果を踏まえて判断する

ただし、引き下げ交渉に成功したとしても、金利が限界まで引き下げられるとは限りません。

住宅ローンの借り換えを行うほうがコストメリットが大きくなる可能性もあるため、どちらの方がご自身にとってメリットが大きいのかを確認した上で、今の金融機関を利用し続けるのか、借り換えるのかを判断なさってくださいね

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千日太郎 / オフィス千日合同会社 代表社員 公認会計士

【専門家の解説】

金融機関の立場からすると、金利を引下げるのはその後の収入が減ってしまうことを意味するので、金利交渉できることを積極的に宣伝したいことではありません。

しかし、借り換えによってメリットが出るということについては、低金利をアピールして大々的に宣伝しています。これは彼らのジレンマですね。

この記事を読んだ方は、金融機関はこうした金利交渉をされることに対しては良く思っておらず、胃の痛くなるようなシビアな駆け引きとなるのでは?と思っているかもしれません。

しかし、実のところそういうことはなく、むしろ「ありがとうございます」と感謝されるので、拍子抜けすることでしょう。

なぜなら黙って借り換えられてしまうと、それ以降の利息収入はゼロになってしまいます。

金融機関の立場からすると、もしも債務者が住宅ローンの借り換えることを考えているのなら、いきなり借り換えるのではなくそういうことを検討していると言ってもらえた方がむしろ有難いのです。

金利交渉によって金利を下げてもらえれば、もちろん自分の利益になりますし、結果的に借り換えをしなければ金融機関にとってもメリットのあることですので、是非トライしてみることをお勧めします。

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